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メルセデス・ベンツ、新エンジンを追加した新型コンパクトSUV「GLA」
「GLA 220 4MATIC」を追加し「メルセデス AMG GLA 45 4MATIC」のデザインを一新
2017年4月19日 20:44
- 2017年4月19日 発売
- 398万円~792万円
メルセデス・ベンツ日本は4月19日、新型コンパクトSUV「GLA」を発売した。価格は398万円~792万円で、右ハンドルのみ設定。
GLAは2014年5月に発売され、「Aクラス」をベースにした車高1550mm以下というコンパクトなボディサイズが特徴のSUV。新グレードとして「GLA 220 4MATIC」をラインアップに追加し、「GLA 180 Sports」や「GLA 250 4MATIC Off-Road」など一部モデルを廃止した。なお、ラインアップの中で「GLA 250 4MATIC」は受注生産となり、「GLA 220 4MATIC」は9月以降の発売を予定している。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
GLA 180 | 直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボ(90kW[122PS]/200Nm[20.4kgm]) | 7速DCT | 2WD(FF) | 3,980,000円 |
GLA 220 4MATIC | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ(最高出力135kW[184PS]/300Nm[30.6kgm]) | 4WD | 4,490,000円 | |
GLA 250 4MATIC(受注生産) | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ(最高出力155kW[211PS]/350Nm[35.7kgm]) | 5,130,000円 | ||
メルセデス AMG GLA 45 4MATIC | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ(最高出力280kW[381PS]/475Nm[48.4kgm]) | 7,920,000円 |
新型GLAのエクステリアは、メルセデス・ベンツのSUVモデルの「GLC」や「GLE」などでも使用されている「パンチドグリル」を採用。フロントとリアのバンパーにアンダーガードをモチーフとしたデザインを用いてSUVらしさを際立たせた。また、リアコンビネーションランプに新型Eクラスと同じ「クリスタルルック」を採用して後続車からの視認性を高めているほか、SUVらしさのあるボディーカラーとして「キャニオンベージュ」など3色の新色を追加した。
新型GLAの機能としては、リアバンパーの下側に設置されているセンサーに足を近づけると手を使わずにテールゲートを開閉できる「フットトランクオープナー」を標準装備。可変トルク配分型の4輪駆動システム「4MATIC」や、追突の回避または被害軽減のサポートを行なう「アクティブブレーキアシスト(緊急ブレーキ機能)」、ドライバーの疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」などの安全運転支援システムも、前モデルから引き続き搭載されている。
また、「メルセデス AMG GLA 45 4MATIC」はデザインを一新。AMGツインルーバーと大型化したエアインテークをフロントマスクの特徴とし、フロントのスプリッターからサイドスカート、4本のフィンを備えたリアディフューザーまでをシルバークロームで強調することで、SUVらしさをより引き立てている。さらに、標準で装備されている「AMGダイナミックセレクト」に新しく「RACE」モードが追加され、パフォーマンス性をより進化させた。AMGダイナミックセレクトとは、センターコンソールのコントローラーを操作して5つのモードから好みを選ぶと、トランスミッションのシフトプログラムやエグゾーストシステムを含むエンジン特性、サスペンションの減衰特性などをモードごとに変化させることができる機能のこと。