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独ダイムラー、新型「GLA」世界初公開。コンパクトSUVが第2世代に進化

従来比10cm以上拡大した全高などにより居住空間を確保

2019年12月11日(現地時間) 発表

ダイムラーグループのチーフデザインオフィサー Gorden Wagener氏(左)、ダイムラーAGとメルセデス・ベンツAG 取締役会会長 Ola Källenius氏

 独ダイムラーは12月11日(現地時間)、メルセデス・ベンツのコンパクトSUVとなる新型「GLA」を世界初公開した。従来モデルと比較して10cm以上高くなった全高などにより後部座席の空間を拡大している。

 新型GLAのボディサイズは4410×1834×1611mm(全長×全幅×全高)で、従来モデルの4424×1804×1507mm(全長×全幅×全高)と比較して全長で-14mm、全幅で+30mm、全高は+104mmとなった。また、ホイールベースは2729mmと、従来モデルの2699mmから+30mm拡大された。

 ガソリンモデルのトップモデル「GLA 35 4MATIC AMG」は、最高出力225kW(306HP)/5800rpm、最大トルク400Nm/3000-4000rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速DCTを組み合わせて、駆動方式は4WD。パフォーマンスでは0-100km/h加速5.1秒、最高速250km/hを実現する。

GLA 35 4MATIC AMG

 GLA 200では、最高出力120kW(163HP)/5500rpm、最大トルク250Nm/1620-4000rpmを発生する直列4気筒 1.33リッターの「M 282」型エンジンを搭載。パフォーマンスでは0-100km/h加速は8.7秒、最高速210km/hを実現する。

 4気筒ガソリンエンジン搭載モデルのほか、ディーゼルエンジン、第3世代のプラグインハイブリッドドライブシステム搭載モデル、メルセデスAMGモデルなどもラインアップされる。

GLA 200
メルセデスAMG GLA 35 4MATIC

 ダイムラーAG兼メルセデス・ベンツAG 取締役会会長 オラ・ケレニウス(Ola Källenius)氏は「新しいGLAはコンパクトで広々、安全でインテリジェント、そして効率的でスポーティ、完璧なパッケージです」と新型GLAの特徴を強調した。