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ホンダ、新型「シビック TYPE R」がニュルブルクリンクFF最速ラップタイム「7分43秒80」を記録

先代シビック TYPE Rの7分50秒63を6秒83更新

2017年4月24日 発表

新型「シビック TYPE R」

 本田技研工業は4月24日、新型「シビック TYPE R」の走行テストをドイツのニュルブルクリンク北コースで行ない、FFモデル最速となる7分43秒80のラップタイムを記録したと発表した。

 今回の走行テストは量産前の最終開発車両で行なわれ、先代シビック TYPE Rのラップタイム7分50秒63(ホンダ測定値)を6秒83更新した。

 新型シビック TYPE Rは、最高出力320馬力、最大トルク400Nmを発生する「2.0L VTEC TURBO エンジン」や6速MTのローレシオ化によって、先代モデルに対して加速性能を向上させるとともに、新プラットフォームの採用によるねじり剛性の向上やボディの軽量化、マルチリンク式リアサスペンションの採用によりステアリングの応答性やコーナリング性能を向上させている。

 なお、タイムアタックの関連動画として、「車載動画」「先代モデル比較 解説動画」「ドキュメント動画『Drive Forever』」を特設Webサイトで公開している。

 新型シビック TYPE Rの生産は、ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(Honda of the U.K. Manufacturing Ltd.)で行なわれ、2017年夏より欧州と日本・北米を含む世界各国で販売予定。

ニュルブルクリンク北コースで走行テストを行なった新型「シビック TYPE R」