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BMW、部分自動運転を実現する新型「5シリーズ ツーリング」

全モデルに運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」採用

2017年6月22日 発売

650万円~1069万円

新型「5シリーズ ツーリング」

 ビー・エム・ダブリューは6月22日、新型「5シリーズ ツーリング」を発売した。価格は650万円~1069万円。納車は「523d ツーリング」「530i ツーリング」「540i xDriveツーリング」が7月、「523i ツーリング」が9月からの予定。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
523i Touring直列4気筒 2.0リッターターボ8速AT2WD(FR)6,500,000円
523i Touring Luxury7,930,000円
523i Touring M Sport7,940,000円
523d Touring直列4気筒 2.0リッターターボディーゼル7,460,000円
523d Touring Luxury8,130,000円
523d Touring M Sport8,140,000円
530i Touring Luxury直列4気筒 2.0リッターターボ8,120,000円
530i Touring M Sport8,370,000円
540i xDrive Touring Luxury直列6気筒 3.0リッターターボ4WD10,520,000円
540i xDrive Touring M Sport10,690,000円

 新型5シリーズ ツーリングは、ボディサイズが4950×1870×1500mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが2975mmとなる、ミドル・クラスのツーリングモデル。

 ラゲッジ・ルーム容量は570Lを実現するとともに、最大で1700L(先代モデルより30L拡大)まで拡張可能。ボタンによるワンタッチ操作で可倒可能な40:20:40分割可倒式リア・シート、テール・ゲート全体を開けることなく小さな荷物の出し入れが可能な独立開閉式リアウィンドウ、ラゲッジ・ルーム下に小物を収納できる床下収納、リア・シートを完全に折りたたんだ状態でも荷室が使用でき、かつ、前席乗員の安全が確保されるラゲージ・パーティション・ネットを標準装備する。

テール・ゲート全体を開けることなく小さな荷物の出し入れが可能な独立開閉式リアウィンドウ
ラゲッジ・ルーム下に小物を収納できる床下収納
ボタンによるワンタッチ操作で可倒可能な40:20:40分割可倒式リア・シート
新型5シリーズ ツーリングのインテリア

 ラインアップは2WD(FR)ガソリンモデル「523i ツーリング」「530i ツーリング」、2WD(FR)ディーゼルモデル「523d ツーリング」、4WDガソリンモデル「540i xDriveツーリング」の4モデルで、スタンダードモデルのほか「Luxury」「M Sport」を設定する。

 パワートレーンには全モデル、最新型BMWツインパワー・ターボ・エンジンや8速ATのトランスミッションを採用。ディーゼルエンジン搭載モデルの523d ツーリングではJC08モード燃費19.4km/Lを実現する。

 523i ツーリングは、最大出力135kW(184PS)/5000rpm、最大トルク290Nm(29.6kgm)/1250-4500rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターターボエンジンを搭載。

 523d ツーリングは、最高出力140kW(190PS)/4000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1750-2500rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターターボディーゼルエンジンを搭載。

 530i ツーリングは最高出力185kW(252PS)/5200rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1450-4800rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターターボエンジンを搭載。JC08モード燃費は14.5km/L。

 540i xDrive ツーリング は、最高出力250kW(340PS)/5500rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/1380-5200rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターターボエンジンを搭載。駆動方式は4WDで、JC08モード燃費は11.9km/L。

 そのほか、運転支援システムの「ドライビング・アシスト・プラス」を採用。「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」として、フロント・ウィンドウに設置されたステレオ・カメラが車線および前方車両を検知し、ステアリングに操舵力を加えることで高速走行時に車線の中央付近を走行しやすいようにサポートを行なうほか、渋滞時は先行車追従走行をサポートして走行時の安全性と利便性を向上するなど、将来完成する自動運転技術を部分的に実現した。