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英ジャガー、新型「E-PACE」の12万時間を超える過酷な走行テストの動画を公開
7月13日20時(英国夏時間)からワールドプレミアの様子を配信
2017年7月7日 18:35
- 2017年7月5日(現地時間)公開
英ジャガーは7月5日(現地時間)、新型コンパクト・パフォーマンスSUV「E-PACE(Eペイス)」の走行テスト動画を公開。7月13日に行なうワールドプレミアの舞台で最終テストを行ない、その様子をYouTubeなどで配信する。
E-PACEのテストでは、最低気温マイナス40℃の北極圏や最高気温48℃の砂漠を走行するだけでなく、ニュルブルクリンクの北サーキットを400周以上走行。加えて、ジャガー・ランドローバーのゲイドン工場にある冠水路では水深50cmまで走行し、エンジンを切りドアをすべて開放。1時間放置してから再始動して水路から脱出するなど、あらゆる路面状況や天候下を走破できるように、過酷な環境でのテストを実施。
4大陸で25カ月に渡り実施したプログラムでは、150台を超えるE-PACEのプロトタイプを投入して、500名以上のエンジニアが合計12万時間を超えるテストに従事。耐久性とジャガーが掲げるブランド精神“THE ART OF PERFORMANCE”にふさわしいパフォーマンスを実現するための検証を行ない、アクティブなユーザーでもE-PACEを長期間楽しめるように仕上げているとのこと。
E-PACEのチーフ・プロダクト・エンジニアである、グラハム・ウィルキンス氏は、「世界有数のエンジニアとダイナミクスのスペシャリストで構成されるチームが綿密にチューニングを行ない、真のジャガーを開発しました。世界中の一般道やサーキットで何カ月も厳格な走行テストを実施しており、ジャガーが誇るパフォーマンスのDNAが組み込まれた、コンパクト・パフォーマンスSUVが誕生しました」とコメントしている。
E-PACEは7月13日に開催されるワールドプレミアの舞台で最終テストを行ない、その様子を同日20時(英国夏時間)からYouTubeとFacebookで配信。E-PACEの敏捷性とジャガーならではのパフォーマンス、ドライビングの楽しさを披露するとしている。