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ジャガー、初のパフォーマンスSUVとなる新型「F-PACE」1月29日受注開始

価格は639万円~981万円。ディーゼルターボ、ガソリンスーパーチャージャーを搭載

2016年1月29日受注開始

639万円~981万円

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型SUV「F-PACE」の受注を1月29日から開始する。価格は639万円~981万円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
F-PACE PURE直列4気筒 2.0リッターターボチャージドディーゼル(180PS/430Nm)8速AT4WD6,390,000円
F-PACE PRESTIGE6,630,000円
F-PACE R-SPORT7,280,000円
F-PACE R-SPORTV型6気筒 3.0リッタースーパーチャージド(340PS/450Nm)8,490,000円
F-PACE SV型6気筒 3.0リッタースーパーチャージド(380PS/460Nm)9,810,000円

 2015年10月の「第44回東京モーターショー2015」で日本初公開されたF-PACEは、ジャガーブランドで初めての“パフォーマンスSUV”とされるモデル。4731×2175×1652mm(全長×全幅×全高。全幅はミラーを含む)、ホイールベース2874mmというサイズのボディに、ジャガー・ランドローバーが設計から生産までを一貫して手がける新型ディーゼルターボエンジン「INGENIUM(インジニウム)」や、340PS/450Nmと380PS/460Nmの2種類のスペックを用意するスーパーチャージドガソリンエンジンを設定。軽量モノコック車体構造のボディには80%にアルミニウムを使用。さらに50:50にほぼ近い重量配分バランスも実現して、高い敏捷性と洗練された乗り心地、効率のよさを手に入れている。

ボディカラーはブリティッシュレーシンググリーン、イタリアンレーシングレッド、シージアム・ブルーなど全15種類

 足まわりには、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアにインテグラルリンク式のサスペンションを使い、トルク・オンデマンド式の4輪駆動システムには、オーバーステアやアンダーステアを感知した瞬間にパワー伝達をコントロールしてトラクションの回復と車両の安定性を確保する「インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)」を採用。さらにコーナリング時のアンダーステアを抑制する「トルクベクタリング・バイ・ブレーキング(TVbB)」によってピュアスポーツカーである「F-TYPE」由来の走行性能を発揮する。

 また、SUVとしての走破力では、トルク・オンデマンド式の4輪駆動システムに加え、全速度域で路面状況に応じてAWDシステムの効率を高める「アダプティブ・サーフェス・レスポンス(ASR)」、滑りやすい路面で前進速度を一定(3.6km/h~30km/h)に自動制御し、ドライバーがステアリング操作に集中できる「オール・サーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)」といった電子制御技術を用いてアシストする。

F-PACEの走行イメージ

 車内装備では、ドライバー専用のフルスクリーン・ナビゲーション・ディスプレイ表示も選択できる12.3インチTFTインストルメント・クラスター、10.2インチ静電式タッチスクリーンのインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を標準装備。また、テールゲートのロゴマークに近づけるだけで車両の施錠/開錠が可能なウォータープルーフ仕様・耐衝撃の「リストバンド型アクティビティキー」を初採用(オプション)している。

縦方向のスペースも確保され、5人が快適に座れる室内空間
ラゲッジスペース容量は650L
80%にアルミニウムを使用する軽量モノコック車体構造により、車両重量は1775~1861kg
オプション設定の「リストバンド型アクティビティキー」

(編集部:佐久間 秀)