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カシオ、「ターゲットタイムインジケーター」搭載で“レースの醍醐味”を表現したエディフィス「EQB-800」

専用アプリでスマホと連携する「Connected エンジン」採用

2017年8月10日から順次発売

4万6000円(税別)~5万円(税別)

8月10日から順次発売される新製品「RACE LAP CHRONOGRAPH EQB-800」

 カシオ計算機は、メタルウォッチ「EDIFICE(エディフィス)」の新製品「RACE LAP CHRONOGRAPH EQB-800」を8月10日から順次発売する。ベゼルカラーやバンド素材の異なる3製品がラインアップされ、ベゼルカラーがブルーでメタルバンド採用の「EQB-800DB-1A」(税別5万円)と、ベゼルカラーがシルバーでメタルバンド採用の「EQB-800D-1A」(税別4万6000円)が8月10日、ベゼルカラーがブラックで革バンド採用の「EQB-800BL-1A」(税別4万8000円)が9月8日の発売となる。

国内レーシングチームからのアドバイスを受けて採用された「ターゲットタイムインジケーター」

「カーレースの緊張感や臨場感をデザインと機能で表現した」というEQB-800シリーズでは、国内レーシングチームからのアドバイスを受け、12時側のインダイアルに目標タイムとのラップタイム差を直感的に把握できる「ターゲットタイムインジケーター」を搭載。

 設定した目標タイムの10秒前からカウントダウンを始めるこの機能では、コースを走る車両がホームストレートなどを通過するタイミングが分かりやすくなり、チームスタッフがドライバーにサインボードを的確に掲出できるようになったり、レースを観戦している人が応援する車両が目の前を通過するタイミングを把握できる。

「EQB-800DB-1A」
「EQB-800D-1A」
「EQB-800BL-1A」

 また、EQB-800シリーズは無線通信のBluetooto LEによってスマートフォンと接続する「Connected エンジン」を搭載しており、計測したラップタイムを専用アプリ「CASIO WATCH+」の画面上で「リスト表示」や「グラフ表示」ができるようになっている。目標タイムを切った周回のハイライト表示も可能となっており、時計単体では難しい多彩な表現をスマホとの連携で実現している。

 デザイン面では、大胆なケースフォルムやインデックスに加え、クルマのメーターパネルをモチーフにしたインダイアルを採用。9時側のインダイアルには立体的な「レトログラード針」を使い、20分の1秒単位のストップウォッチ機能に加えてスマホとの接続状況を表示する。モード切り替え時には指針が緩急をつけて上下に動き、クルマがエンジンをかけた瞬間のタコメーターのイメージを表現する。このほか、EQB-800BL-1Aで使用する革バンドでは、レースマシンに使われている強化素材のアラミド繊維をバンドに組み込んでいる。

専用アプリ「CASIO WATCH+」で目標タイムを設定する画面表示
CASIO WATCH+で計測タイムを表示する画面。ターゲットタイムより短いラップタイムのハイライト表示も可能
CASIO WATCH+はサマータイムやタイムゾーンの設定変更や時刻合わせの自動更新などにも対応する