カシオ、スマホと連携する“モバイルリンク機能”に対応した新型「エディフィス」

　カシオ計算機は、メタルウオッチ「EDIFICE（エディフィス）」の新製品「EQB-500」、フルメタルの電波ソーラーウオッチ「OCEANUS（オシアナス）」の新製品「OCW-G1000」を発表。エディフィス EQB-500を9月30日、オシアナス OCW-G1000を10月25日に発売する。価格はエディフィス EQB-500が4万円～5万円（税別）、オシアナス OCW-G1000が20万円～23万円（税別）。

エディフィス EQB-500D

エディフィス EQB-500DC

　エディフィス EQB-500は、Bluetooth接続によってスマートフォンと連携し、ワールドタイムのユーザビリティを大幅に向上させたモデル。同社が用意している専用アプリ「CASIO WATCH＋」をApp Store、またはGoogle playから対応するスマートフォンに無料ダウンロードして、スマートフォンの画面上でワールドタイムのセッティングなどができる「モバイルリンク機能」に対応する。

　これにより、世界309都市からインダイアルに表示するワールドタイムを選んで設定したり、既定時刻ごとにホームタイムとワールドタイムの時刻を自動修正するほか、アラームなど腕時計が持つ各種機能の設定や針位置ズレの補正、ストップウオッチ機能と連動してスピード表示のベースとなる距離設定の変更、腕時計で計測したストップウオッチの記録を転送してログデータを作成するなど、腕時計の使い勝手を向上させたり、機能拡張が可能となる。このほか、腕時計のボタン操作でスマートフォンの音を鳴らす「携帯電話探索」や、腕時計を操作して連携させたスマートフォンの新着Eメールの有無を確認する機能など、腕時計側からスマートフォンに対してアプローチする機能も備えている。

オシアナス OCW-G1000-1A

オシアナス OCW-G1000B-1A

オシアナス OCW-G1000B-1A2

　オシアナス OCW-G1000は、同社の「G-SHOCK GPW-1000」が世界初採用したGPS電波受信と世界6局の標準電波受信によるハイブリッド時刻取得システムを受け継ぎ、エレガントなフルメタルケースで実現したモデル。

　側面に配置された専用ボタンを押すことによってGPS電波を受信。現在地の位置情報を取得し、タイムゾーンとサマータイムを判別を行う。地域に合わせてGPS電波と標準電波を使い分け、最短7秒で正確な時刻に素早く修正する。また、2都市の時刻をひと目で確認できる「Dual Dial World Time（デュアルダイアルワールドタイム）」を採用し、ワールドタイムの使い勝手を向上させている。