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【オートモビル カウンシル2017】アウディ、新型「RS 5 クーペ」を日本初公開

斎藤社長「モータースポーツのスピリッツを受け継ぐモデル」

2017年8月4日~6日 開催

「オートモビル カウンシル2017」(幕張メッセ:8月4日~6日)で日本初公開された新型「RS 5 クーペ」

 アウディ ジャパンは8月4日、新型「RS 5 クーペ」を「オートモビル カウンシル2017」(幕張メッセ:8月4日~6日)で日本初公開した。

 新型RS 5 クーペは最高出力331kW(450PS)、最大トルク600Nmを発生するV型6気筒 2.9リッターツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速AT(8速ティプトロニック)を組み合わせ、駆動方式は4WDとなる。発売は今秋を予定していて、価格は1257万円。

アウディ スポーツ クワトロ S1
アウディ スポーツ クワトロ
初代「アウディ クワトロ」
アウディブース

 新型RS 5 クーペの日本初披露とともに、会場ではWRCラリーカーの「アウディ スポーツ クワトロ S1」が展示されていた。

アウディ ジャパン代表取締役の斎藤徹氏

 プレスカンファレンスに登壇したアウディ ジャパン代表取締役の斎藤徹氏は、展示されているアウディ スポーツ クワトロ S1について「アウディ本社のヒストリックカー部門のアウディ トラディションからこのイベントのために特別に持ってきました。伝説的ラリードライバーのヴァルター・ロール氏がドライブした85年型モデルで、476PS以上を発生するモンスターマシン」と紹介するとともに、それに続くアウディのモータースポーツの歴史について語った。

 そして日本初披露となった新型RS 5 クーペについて、斎藤氏は「初代アウディ クワトロから継承されているモータースポーツのスピリッツを受け継ぐモデル」と話すとともに「今年は新型R8 スパイダー、TT RSの発売に続き、RS 5 クーペ、RS 3 セダン、RS 3 スポーツバックを年内に導入する予定です。Audi Sportモデルを日本でさらに拡販する中で、そのルーツと言えるアウディ・クワトロを日本の皆さまにご紹介できることを大変嬉しく思う」と、Audi Sportモデルの拡販への意気込みを語った。

 アウディブースでは、そのほか、アウディ スポーツ クワトロ S1のホモロゲーションのために発売された市販モデル「アウディ スポーツ クワトロ」、また初代「アウディ クワトロ」も展示されている。

新型RS 5 クーペ
新型RS 5 クーペ
新型「RS 5 クーペ」