ニュース

トヨタ、AI研究でPreferred Networksに追加出資を約105億円

モビリティ分野でAI技術の共同研究・開発

2017年8月4日 発表

トヨタがPreferred Networksの技術を使ってデモをした“ぶつからないを学習する「分散機械学習のデモンストレーション」”。CES 2016に出展

 トヨタ自動車は8月4日、株式会社Preferred Networks(以下、PFN)と追加出資することに合意したと発表した。出資金額は約105億円で、PFNが第三者割当増資により発行する株式を引き受ける。

 トヨタとPFNは、2014年10月から共同研究・開発を実施。関係強化を目的に2015年12月17日、トヨタがPFNに約10億円出資した(関連記事:トヨタ、「CES2016」で“ぶつからないを学習する「分散機械学習のデモンストレーション」”実施)。これまで、物体認識技術や車両情報の解析技術などについて共同研究・開発を実施してきたが、今回、両者の関係をさらに強化し、共同研究・開発を加速させるとしている。