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スバル、エンジン停止のおそれで「サンバー」計62万2348台をリコール

クランクプーリーの構造が不適切でリング部が空転など

2017年9月7日 発表

原動機(クランクプーリー)に不具合で「サンバー」計62万2348台のリコール

 スバルは9月7日、原動機(クランクプーリー)に不具合があるとして「サンバー」計62万2348台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車の製作期間は1999年1月20日~2008年2月27日。

 不具合は、エンジンの防振ゴム付クランクプーリーの構造が不適切なため、使用過程においてクランクプーリー本体と防振ゴム部の接着面が剥離するものがある。そのため、当該クランクプーリーのリング部が空転、または外れて発電機が作動しなくなりエンジンが停止するおそれがある。また、最悪の場合、外れたリング部が他の交通への妨げになるおそれがある。

 改善対策として、全車両クランクプーリーを点検して接着タイプのクランクプーリーであれば対策品に交換する。不具合の件数は403件、事故が1件発生している。

リコール対象の一覧