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富士通テン、エンジン制御ECUのグローバル生産台数累計4000万台達成

1983年8月に生産を開始してから34年での達成

2017年9月19日 発表

エンジン制御ECUのグローバル生産が累計4000万台を達成した記念式典の様子

 富士通テンは9月19日、2017年7月にエンジン制御ECUのグローバル生産が累計4000万台を達成。記念式典を9月15日に開催したと発表した。

エンジン制御ECU

 同社は、運転状況に応じて燃料噴射量と点火時期を最適に制御するエンジン制御ECUの生産を1983年8月に開始。富士通テンフィリピン(FUJITSU TEN CORPORATION OF THE PHILIPPINES)、富士通テンマニュファクチュアリングインドネシア(PT.FUJITSU TEN MANUFACTURING INDONESIA)の生産台数を含め、34年で累計生産台数4000万台の達成となった。

 富士通テンマニュファクチュアリングの中津川工場で行なわれた式典には、社内関係者66名が出席。高品質・高性能のECU生産を継続することへの誓いを新たにした。

 富士通テンは発表で「自動車の電動化が進むなか、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)にも内燃機関(エンジン)は搭載されており、エンジンの燃費向上や排出ガス低減を実現させるキーデバイスであるエンジン制御ECUへの期待はまだまだ大きいと考えております。今後さらに、高性能クリーンエンジンの進化に貢献していきます」としている。