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メルセデス・ベンツ、ブランド初のクロスオーバーモデル「E 220 d 4MATIC All-Terrain」

電子制御サスペンションや悪路走破性を高める「All-Terrainモード」など採用

2017年9月26日 発売

861万円

Eクラスのクロスオーバーモデル「E 220 d 4MATIC オールテレイン」

 メルセデス・ベンツ日本は9月26日、「Eクラス」のクロスオーバーモデル「E 220 d 4MATIC オールテレイン」を発売した。価格は861万円。

「E 220 d 4MATIC オールテレイン」

 E 220 d 4MATIC オールテレインは、Eクラス唯一の4WDとクリーンディーゼルを組み合わせ、専用の「All-Terrain」モードによる高い悪路走破性を特徴としたクロスオーバーモデル。

 ボディサイズは4950×1860×1495mm(全長×全幅×全高)、最低地上高140mmとなる。Eクラスのステーションワゴンと比較して全長-10mm、全幅+10mm、全高+30mm、最低地上高+25mmとすることで高い地上高とアイポイント、乗降のしやすさというSUVの特長を持たせながら、ボディサイズを一般的な駐車場に入るサイズにおさめた。

 パワートレーンは、最高出力143kW(195PS)、最大トルク400Nmを発生する直列4気筒 2.0リッターディーゼルターボエンジンを採用。トランスミッションは9速AT「9G-TRONIC」を組み合わせ、駆動方式は4WD「4MATIC」となる。

「E 220 d 4MATIC オールテレイン」

 サスペンションには、電子制御式エアサスペンションの「AIR BODY CONTROL」を採用して、車速や走行条件に応じてダンピング特性や車高を自動的に調整する。荒れた路面などではスイッチ操作で車高を0mmから35mmまでの範囲で3段階まで選択することが可能。

 また、エンジンやトランスミッションの特性を切り替える「DYNAMIC SELECT」に加えられた専用の「All-Terrainモード」では、トランスミッションがオフロードモードに切り替わり、AIR BODY CONTROLが35km/h以下の速度で車高を20mm高くすることで、雪道や悪路での走破性を高める。さらに、COMANDディスプレイに「ステアリング角度」「車高」「前後および左右の車体の傾き」「ブレーキとアクセルの状態」「コンパス」を表示する専用画面も備える。

「DYNAMIC SELECT」に加えられた専用の「All-Terrainモード」