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メルセデス・ベンツ、“完全自動運転に近づく”新型「Eクラス カブリオレ」
約20秒で開閉するアコースティックソフトトップは約50km/hまでの速度で操作可能
2018年1月19日 14:43
- 2018年1月19日 受注開始
- 735万円~1113万円
メルセデス・ベンツ日本は1月19日、新型「Eクラス カブリオレ」の受注を開始した。価格は735万円~1113万円で、納車は3月ごろを予定。
「E 200 カブリオレ」と「E 200 カブリオレ スポーツ」には、最高出力135kW(184PS)、最大トルク300Nm(30.6kgm)を発生する直列4気筒 2.0リッター直噴ターボエンジンを搭載。
「E 400 4MATIC カブリオレ スポーツ」には、最高出力245kW(333PS)、最大トルク480Nm(48.9kgm)を発生するV型6気筒 3.0リッター直噴ツインターボエンジンを搭載し、どちらもトランスミッションには低燃費と快適性を両立させたという電子制御9速AT「9G-TRONIC」を組み合わせている。
モデル | エンジン | 変速機 | ステアリング位置 | 価格 |
---|---|---|---|---|
E 200 カブリオレ | 直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ | 9速AT | 右 | 7,350,000円 |
E 200 カブリオレ スポーツ | 8,040,000円 | |||
E 400 4MATIC カブリオレ スポーツ | V型6気筒 3.0リッター直噴ツインターボ | 左 | 11,130,000円 |
Eクラス カブリオレでは、安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」が大幅に進化。高速道路走行時にステアリング操作をアシストする「アクティブステアリングアシスト」が起動している際にウィンカー操作をすると、センサーが周囲の状況を判断して自動で車線を変更する「アクティブレーン・チェンジングアシスト」や、突然渋滞の最後尾が現われた場合などに回避スペースの有無を判断して自動ブレーキを作動させる「渋滞時緊急ブレーキ機能」といった機能を搭載。
さらに、緊急時のステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」、衝突時の衝撃音から乗員の耳を保護する「PRE-SAFEサウンド」などの新機能を採用。“完全自動運転にさらに近づく革新的な安全運転支援システム”を標準装備した。
採用されるアコースティックソフトトップは、約20秒で開閉でき、約50km/hまでの走行中に操作可能。3層構造のアウターそれぞれに遮音性や耐候性に優れた素材を採用し、ウレタンフォームに高い断熱・吸音効果を発揮するインナーを組み合わせることで、室内のノイズレベルを大幅に抑制している。
エクステリアは、フロントのダイヤモンドクリルとパワードームを備えたボンネットでスポーティさを強調し、サイドビューではフロントから低く立ち上がるAピラーに加え、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアでメルセデス伝統のプロポーションを表現。ソフトトップを閉じているときは流れるようなクーペのスタイリング、ソフトトップを開けたときはカブリオレならではの伸びやかなプロポーションが表現されている。
また、リアコンビネーションランプには“満天の星空の輝きを想起する”という「クリスタルルック」を採用するほか、夜間にリモコンキーで解錠するとヘッドライトの車幅灯が約3秒間青く点灯する「カミングホームファンクション」も標準装備されている。
インテリアでは、2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを1枚のガラスカバーで融合した「コックピットディスプレイ」を採用。インストゥルメントクラスターとなるコックピットディスプレイは、デザインを「クラシック」「スポーツ」「プログレッシブ」の3種類から設定することが可能。
ステアリングにはタッチコントロール機能が搭載され、インフォテイメントの各機能の操作などをステアリングから手を離さずスワイプやボタンの押し込み操作で行なうことができる。
シートには大人4人がくつろげるセパレートタイプを採用するとともに、従来モデルより後席レッグスペースを44mm、後席ショルダールームを14mmそれぞれ拡大。長距離ドライブの際の快適性を高めているほか、前席には温風で首元を温められる「エアスカーフ」を装備して、季節を問わずオープンドライブが楽しめるようになっている。
インテリアカラーは、落ち着きのある「ブラック」および「ディープホワイト/ブラック」、スポーティさを演出する「クラシックレッド/ブラック」、華やかな「マキアートベージュ/エスプレッソブラウン」、クールで洗練されたヨットスタイルを演出する「マキアートベージュ/ヨットブルー」といった組み合わせを設定した。