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メルセデス・ベンツ、安全運転支援システム「ドライブパイロット」採用の新型「Eクラス ステーションワゴン」

最大1820Lの大容量ラゲッジとスタイリッシュなリアビューを両立

2016年11月29日 発売

712万円~1186万円

メルセデスAMG E 43 4MATIC ステーションワゴン
メルセデスAMG E 43 4MATIC ステーションワゴン

 メルセデス・ベンツ日本は11月29日、アッパー・ミドルクラスステーションワゴンの新型「Eクラス ステーションワゴン」を発売した。価格は712万円~1186万円。

モデルエンジン変速機ステアリング位置価格
E 200 ステーションワゴン アバンギャルド直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ9速AT7,120,000円
E 200 4MATIC ステーションワゴン アバンギャルド7,350,000円
E 220 d ステーションワゴン アバンギャルド直列4気筒 2.0リッター直噴ディーゼルターボ7,350,000円
E 200 ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ7,640,000円
E 200 ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ(本革仕様)8,090,000円
E 220 d ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ直列4気筒 2.0リッター直噴ディーゼルターボ7,870,000円
E 220 d ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ(本革仕様)8,320,000円
E 250 ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ8,030,000円
E 250 ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ(本革仕様)8,430,000円
E 400 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブV型6気筒 3.5リッター直噴ツインターボ左/右10,500,000円
メルセデスAMG E 43 4MATIC ステーションワゴンV型6気筒 3.0リッター直噴ツインターボ11,860,000円

 7月に受注を開始したアッパー・ミドルセダンの新型「Eクラス」をベースとしたこのモデルでは、メルセデス・ベンツが“自動運転開発の次のステップ”としてEクラスで実現した安全運転支援システム「ドライブパイロット」を継承。ドライバーがウインカーを操作して2秒以上点滅させると、指定側の車線に車両がいないことを車両が確認して自動的に車線変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」や、車線が不明瞭な道でもガードレールなどを認識して作動する「ディスタンスパイロット・ディストロニック&ステアリングパイロット」などを採用している。

E 200 ステーションワゴン アバンギャルド
E 250 ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ

 このほか、ステーションワゴンのボディによって最大1820Lの大容量ラゲッジを得た一方で、リアセクションの専用設計でボディ底面を補強してボディ剛性を高め、バルクヘッド、サイドウォール、フロア、リアシート下部、ホイールアーチなどボディの各部で遮音材を増やして静粛性を確保。さらに全モデルのリアサスペンションに電子制御式のセルフレベリング機能付エアサスペンションを採用。乗車人数や荷物の積載状況が変化しても一定の車高を維持し、車体姿勢の変化を補正して常に変わらないハンドリング性能を実現している。

 パワートレーンでは全車に9速ATの「9G-TRONIC」を採用し、エンジンは最高出力143kW(195PS)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生する2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボ“BlueTEC”エンジンのほか、最高出力135kW(184PS)、最大トルク300Nm(30.6kgm)を発生するE 200版と最高出力155kW(211PS)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発生するE 250版の2種類をラインアップする直列4気筒 2.0リッターガソリン直噴ターボ、最高出力245kW(333PS)、最大トルク480Nm(48.9kgm)を発生するV型6気筒 3.5リッターガソリン直噴ターボのほか、セダンのEクラスに「シリーズ最高スペック」のエンジンとして10月に追加された最高出力295kW(401PS)、最大トルク520Nm(53.0kgm)を発生するV型6気筒 3.0リッター直噴ツインターボエンジンの搭載モデルも同時発売されている。

インパネに12.3インチの高精細ワイドディスプレイ2個を組み合わせた「コックピットディスプレイ」を採用
リアセクションを専用設計し、ボディ剛性の強化と静粛性向上で後席の居住性を高めている
シート色はブラック(左)を基本に、E 400やメルセデスAMG E 43ではマキアート(右)などを設定する
後席は40:20:40の分割可倒方式となっており、最大1820L(VDA方式)まで拡大可能