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トヨタ、新型「クラウン」のコンセプトモデル「CROWN Concept」を東京モーターショー2017で初公開

2018年夏ごろ発売予定

2017年10月4日 発表

2018年夏ごろに発売予定の新型「クラウン」を示すコンセプトモデル「CROWN Concept」

 トヨタ自動車は10月4日、2018年夏ごろに発売予定の新型「クラウン」を示すコンセプトモデル「CROWN Concept」を、東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」(会期:10月25日~11月5日)において初披露すると発表した。

 CROWN Conceptは、「走行性能の追求」と「コネクティッド技術の進化」の両輪で開発したコンセプトモデル。ボディサイズは4910×1800×1455mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2920mmで、乗車定員は5名としている。

 CROWN Conceptは、TNGAに基づきプラットフォームを一新するなどクルマをゼロから開発するとともに、ドイツのニュルブルクリンクでの走行テストを実施。意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域、スムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現し、ドライバーに“走る歓び”と“安心”を提供するとしている。

 また、CROWN Conceptをベースとする市販モデルにも車載通信機を全車標準装備する。信号情報やクルマ同士と“つながる”ITS Connectを普及させることを目指す。また、モビリティサービスプラットフォームを活用することで、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減をはじめ社会問題の解決に貢献するとともに、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知。コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートを行なうという。