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工学院大学、10月8日から開幕の「2017 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」の静的車検通過

予選を兼ねた動的車検に向け、スタート地点のダーウィンで調整

2017年10月5日 発表

10月3日に行なわれた静的車検をパスした工学院大学ソーラーチーム(写真提供:工学院大学)

 工学院大学は10月5日、オーストラリアで開催されるソーラーカーレース「2017 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」に参戦する学生プロジェクトの工学院大学ソーラーチームが静的予選を通過したと発表した。

 10月8日~15日に開催される2017 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジは、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの総延長約3000kmを走破する国際的なソーラーカーレース。

サーキット内試走を行なう工学院大学ソーラーチームの「Wing」(写真提供:工学院大学)

 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジに3度目の出場となる工学院大学ソーラーチームは、ドライバー1名が乗車して速度を重視したデザインの4輪の車両で目的地までのスピードを競う「Challenger Class」にエントリー。使用するマシンの「Wing」は、車両製作に関わる全ての工程を学生が担当して作り上げた“オンリーワン”デザイン設計となる。

 同チームは10月3日に行なわれた静的車検を通過。10月7日には予選レースを兼ねた動的車検が行なわれ、レース本番に向けてノーザンテリトリー州 ダーウィン郊外のヒドゥンバレーサーキットで試走と調整を行なっている。