パイオニア、東京モーターショー2017で走行空間センサー「3D-LiDAR」や「レーザースキャンHUD」など展示

パイオニアのブースイメージ

　パイオニアは、10月25日～11月5日（プレスデー：10月25日～26日、一般公開日：10月27日～11月5日）に東京ビッグサイト（東京都江東区有明）で開催される「第45回東京モーターショー2017」の出展概要を発表した。

　ブースでは、近未来の自動運転社会に向けて同社が開発しているさまざまな“新（真）価値”を提案。MEMS（Micro Electro Mechanical Systems：微小電気機械システム）ミラーを用いた走行空間センサー「3D-LiDAR（ライダー）」を展示して、ブース内をリアルタイムで計測した点群画像をモニターで見ることができるほか、ブースの中央に設置した「コンセプト・コックピット」では、一般道での自動運転レベル3以上を想定して3D-LiDARと連携した安心・安全機能やエンタテイメント機能を体験できる。

　また、メインステージでは、これまで同社が培ってきた技術やノウハウを用いて実現する“自動運転時代の安心、快適なカーライフ”を大型LEDディスプレイで紹介。

　そのほかにも、面発光、薄型・軽量で、曲げられるフレキシブルタイプの有機EL照明パネルを使用した「フレキシブル有機ELテールランプ＆ターンシグナル」や、高輝度・高コントラストで色純度の高い「レーザースキャンHUD（ヘッドアップディスプレイ）」を参考出品。

　さらに、自動車向けクラウド基盤を活用したテレマティクスサービスとして、既販売車両に搭載できる事故リスク予測プラットフォームを活用したADASソリューション「インテリジェント パイロット」と、業務車両向けの運行管理サービス「ビークルアシスト」を紹介するとともに、「サイバーナビ」をはじめとするカロッツェリアの最新車載機器を展示する。