BMW、年次株主総会で発売予定の新型車に言及 2009年末に「5シリーズ・グランツーリスモ」や「X1」を発売 |
ビー・エム・ダブリューは、5月14日に独ミュンヘンで開催した年次株主総会の内容を発表した。
リリースによるとノルベルト・ライトホーファーBMW AG会長は、2010年代半ばまでに100%電動または超低燃費内燃エンジンを積むメガシティモデルを発表すると言う。このメガシティモデルは、2輪車および4輪車モデルファミリーの先駆けとなるもので、その最初のステップとなるのがドイツ、アメリカ、イギリスで実証テストを実施中の電気自動車「MINI E」だとしている。
そのほか、「2009上海ショー」でコンセプトカーが出展された「5シリーズ」の「グランツーリスモ」、「2008パリモーターショー」でコンセプトカーが出展された「X1」を年末に発売するほか、「7シリーズ」のマイルドハイブリッド(モーターアシストハイブリッド)、「X6」のフルハイブリッド(モーターアシストのほかモーターのみの走行モードを持つ)の量産を年内に開始すると言う。なお、7シリーズのハイブリッドカーについては、2010年の日本投入がすでに発表されている。
これら新ラインアップの投入効果は2010年以降に現れるとし、2010年から2012年にかけて、量販モデルの新型車種を導入していくとしている。
X1のコンセプトカーは「2008パリモーターショー」で展示されていた | 「2008LAオートショー」で展示された電気自動車の「MINI E」 |
(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 5月 21日