トヨタ、「iQ」GAZOOバージョンやアストンマーチンOEMモデル バリエーションを拡大して発売 |
英国アストンマーチン社ニュースリリースサイト |
トヨタ自動車は6月29日、超小型の4人乗り乗用車「iQ」を、より個性的な幅広いニーズに対応していくため、バリエーションを拡大すると発表した。具体的には、GAZOO Racingによりカスタマイズされた限定車を11月から発売するほか、欧州では、英国アストンマーチンにOEM供給し、アストンマーチン「シグネット」として発売するとしている。
GAZOO Racingは、クルマを「持つ」「走る」「語り合う」をテーマに、クルマファンの拡大に取り組むプロジェクトで、ドイツニュルブルクリンクで開催される24時間耐久レースにも参戦。その活動を通じて企画されたのがiQのGAZOOバージョンで、足まわりやハンドリングをよりスポーティーにカスタマイズし、限定車として発売する。また、そのほかにも女性や若年層をターゲットとして、内外装をカスタマイズしたモデルも投入する。
また、欧州では、英国アストンマーチンにiQをOEM供給する。これは、「最高の品質と革新的な技術を備えたクルマをつくる」という両社に共通した企業理念のもとに、実現したもの。アストンマーチンでは、同社のオリジナルのデザインを施し、シグネットとして欧州での発売を予定している。
(瀬戸 学)
2009年 6月 29日