NEXCO西日本、ETCレーン通過速度抑制対策の検証結果 九州エリアの速度超過車両が約64%減少 |
2009年10月2日発表
NEXCO西日本(西日本高速道路)は10月2日、九州エリアにおけるETCレーンの通過速度抑制対策の検証結果を発表した。
通過速度抑制対策は7月13日から実施されたもので、今回の検証は対策前の6月13日~7月12日と、対策後の7月16日~8月14日のそれぞれ30日間を比較したもの。検証個所は、すでに同内容の検証を行った長崎自動車道の東脊振IC~長崎IC間および延岡南道路(門川)を除いた88カ所の料金所。対策前のETC利用総台数は1614万6000台、対策後は1817万3000台。
ETCレーンの開閉バーの開くタイミングを約0.5秒から約1.0秒に遅延した結果、速度超過車両(40km/h以上)の割合が12.0%から4.3%と、約64%減少。さらにこの速度抑制効果によって、開閉バーの接触件数が2246件から2221件に低下。利用台数に対する割合では12%の減少という結果も出ている。
(編集部:小林 隆)
2009年 10月 2日