メルセデス・ベンツ、「E 350 BlueTEC」がクリーンディーゼル補助制度の対象に エコカー減税と合わせセダンは最大80万2000円、ワゴンは最大81万7000円の補助 |
E 350 BlueTEC アバンギャルド |
メルセデス・ベンツ日本は4月1日、クリーンディーゼルモデル「E 350 BlueTEC アバンギャルド」「E 350 BlueTEC ステーションワゴン アバンギャルド」が平成22年度クリーンディーゼル自動車導入費補助制度の対象になったと発表した。同制度の公募は、本日から次世代自動車振興センターで開始した。
クリーンディーゼル自動車導入費補助制度は、経済産業省が行っているクリーンエネルギー自動車等導入事業の1つ。クリーンディーゼル車のベースモデルとの差額のうち、半分を補助するというもので、対象モデルは40万円の補助金を受けられる。これにエコカー減税(環境対応車普及促進税制)を組み合わせることで、セダンが80万2000円、ステーションワゴンが81万7000円の優遇が受けられると言う。優遇額試算表は次のとおり。
自動車重量税 | 自動車取得税 | 補助金 | 優遇額合計 | |
セダン | 6万円 | 34万2000円 | 40万円 | 80万2000円 |
ステーションワゴン | 6万円 | 35万7000円 | 40万円 | 81万7000円 |
ただし、クリーンディーゼル自動車導入費補助制度を利用した場合、エコカー補助金(環境対応車への買い換え・購入に対する補助制度)との併用ができないほか、対象となるのは現金での購入者またはリース利用者のみに限定される。また、6年以内に譲渡、廃棄などを行うと、補助金を返納しなければならない。
E 350 BlueTEC アバンギャルドの価格は798万円、E 350 BlueTEC ステーションワゴン アバンギャルドは833万円。いずれもステアリング位置は右のみ。
E 350 BlueTECシリーズは発売から約1カ月で500台以上を受注したと言う。これはE クラス全体の約30%を占めており、クリーンディーゼル自動車導入費補助制度の対象になったことで、今後さらなる販売拡大を目指すとしている。
(編集部:小林 隆)
2010年 4月 1日