東北道や磐越道などを大型車が通行可能に

2011年3月22日10時開始



 警察庁は3月22日10時より、東北自動車道などで大型自動車等以外の通行を禁止する交通規制を実施する。これはこれまで行われていた緊急交通路指定に代わるもので、緊急通行車両以外の大型車の通行が可能になる。

 通行可能な車両は、緊急通行車両のほか、大型車(いわゆる1、2、8、9、0ナンバー車)と、事業用自動車(いわゆる緑ナンバー車と黒ナンバー車)。

大型自動車以外の通行が禁止される区間

道路名区間出入りできないIC
東北自動車道宇都宮IC~一関IC西那須野塩原、黒磯板室、矢吹、郡山南、本宮、二本松、国見
磐越自動車道津川IC~いわきJCT磐梯熱海、猪苗代磐梯高原、磐梯河東、会津坂下、西会津
あぶくま高原道路福島空港IC~小野IC石川母畑、平田西、平田
常磐自動車道亘理IC~山元IC 
仙台南部道路全線 
仙台東部道路仙台若林JCT~亘理IC 
仙台北部道路全線 
三陸自動車道利府JCT~登米東和IC 

※IC(インターチェンジ)、JCT(ジャンクション)

 なお、一般道路には、こうした交通規制を実施している区間はない。

 3月22日10時に、山形自動車道 宮城川崎IC~笹谷IC間の通行止めが解除され、これにより、現在も残っている通行止め区間は下記のとおり。

道路名方向区間備考
常磐自動車道上下いわき中央IC~常磐富岡IC 
山形自動車道上下村田JCT~宮城川崎IC 
山形自動車道西川IC~月山IC雪崩発生の危険があるため
三陸自動車道上下仙台港北IC~利府JCT 
仙台東部道路上下仙台若林JCT~仙台港北IC

(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 22日