ツインリンクもてぎ、ロードコースの営業を再開 7月2日には全日本ロードレースと元気と笑顔の復活デーを開催 |
ツインリンクもてぎを運営するモビリティランドは6月17日、東日本大震災の被災により営業を休止していたロードコースの改修を終え、営業を再開した。再開初日には7月に開催される「もてぎEnjoy耐久レース」の参戦車両59台による練習走行が行われた。
再開後の初走行はJOY耐の公開練習走行。全59台のエントランスが走行した |
ツインリンクもてぎでは、東日本大震災の影響により、全長4.8kmの本コース「ロードコース」と全長2.4kmのオーバルコース「スーパースピードウェイ」の一部の路面にうねりや亀裂が発生し、営業を中止していた。
北ショートコース、南コース、マルチコース、ダートコース、モビパーク、ホンダ コレクションホール、ホテルツインリンクなどはすでに営業を再開しており、今回はロードコースの再開となる。ロードコースは全長4800mの内、3570mにわたって舗装し直したと言う。6月3日には舗装部分の工事を終え、プロドライバーによるテスト走行を実施、レース速度での安全確認を行った上での再開となった。
ツインリンクもてぎでは7月2日、3日に震災後初のビッグレースとして全日本ロードレース選手権を開催するが、その初日となる7月2日には「元気と笑顔の復活デー」とし、様々な復活セレモニーを実施する。ロードコースではホンダRA300やロータスホンダ100T、マクラーレンホンダMP4/6などによるデモランを実施。そのほか同コースWebサイトにあるクーポンで入場・駐車料無料、レース観戦無料、中学生以下を対象としたパドック入場・ピットウォーク無料サービスなどを用意する。また、同日から8月31日まで、夏休みイベント「バットの元気もりもり夏休み」を開催する。
(瀬戸 学)
2011年 6月 20日