ポルシェ、新型「911カレラ/カレラS カブリオレ」日本導入 ルーフはマグネシウム+ファブリック、開閉時間は約13秒 |
ポルシェ ジャパンは、新型「911カレラ カブリオレ」「911カレラS カブリオレ」の予約受注を11月30日から開始する。価格は前者が1361万円、後者が1641万円。ともにステアリング位置は左/右を揃える。
新型の991型をベースとするオープントップモデル。先代モデルよりもホイールベースが長くなったこと、トレッドが広がったこと、新しい電子機械式パワーステアリングの採用により、走行性能に磨きがかかるとともに俊敏性を獲得したと言う。
「911カレラ」「911カレラS」と同じく、911カレラ カブリオレは257kW(350PS)を発生する水平対向6気筒DOHC 3.4リッターエンジンを、911カレラS カブリオレは294kW(400PS)を発生する水平対向6気筒DOHC 3.8リッターエンジンを搭載する。トランスミッションはいずれも7速デュアルクラッチAT「PDK」のみ。
ルーフフレームにはマグネシウムを採用し、その周囲をファブリック製のルーフライニングが覆う。ルーフライニングは遮熱/遮音効果があり、室内の温度を一定に維持するとともに、ウインドノイズを効果的に抑制すると言う。リアウインドーは熱線入りのガラス製を採用した。
また、リアシートの直後に走行風の巻き込みを抑える電動式のウインドディフレクターを装備。ウインドディフレクターは2秒で上下動が完了する。
ルーフの開閉時間は約13秒。50km/h以内であれば走行中の開閉操作も可能となっている。
(編集部:小林 隆)
2011年 11月 22日