NEXCO中日本、新東名 御殿場JCT~三ヶ日JCT間を4月14日15時に開通
1年程度開通を前倒し

新東名高速道路の位置図

2012年4月14日15時開通



 NEXCO中日本(中日本高速道路)は1月27日、新東名高速道路 御殿場JCT(ジャンクション)~三ヶ日JCT間(延長 161.9km)を4月14日15時に開通すると発表した。当初は2013年3月31日の開通を、昨年8月の発表では今夏の開通を目指すとしていたが、さらに前倒す形となった。

 新東名は、東京と名古屋を結ぶ延長約330kmの高速道路。新東名・東名高速道路のダブルネットワーク化による交通麻痺の回避、東京/静岡/愛知の3大都市圏の連携強化として機能することが期待されている。

 とくに東名高速 御殿場IC~三ヶ日IC間(4車線)の1日あたりの交通容量は約48,000台なのに対し、現状では1日の平均交通量が約74,000台となっており、交通集中による渋滞が多数発生していると言う。そのため、今回の新東名の開通により交通が分散し、渋滞が解消されることが見込まれている。

 新東名は、東名高速と比べカーブ、坂道が緩やかなことが構造上の特徴となっており、直線に近い道路のためより安全で快適な走行が可能としている。

現況写真。御殿場JCT長泉沼津IC(インターチェンジ)新富士高架橋
清水PA(パーキングエリア)新清水JCT三ヶ日JCT

(編集部:小林 隆)
2012年 1月 27日