ルノー、ウインドのラグジュアリー仕様「ウインド ゴルディーニ」発売 |
ルノー・ジャポンは3月8日、クーペロードスター「ウインド」のラグジュアリー仕様「ウインド ゴルディーニ」を発売した。価格は279万円。ステアリング位置は左のみ。同日、都内で発表会を行った。
ウインド ゴルディーニは、フレンチレーシング・ブルーのボディーカラーにダブルホワイトストライプをあしらった2座オープンモデル。ベースのウインド同様、スポーティさと力強さを表現するサイドライン、傾斜の強いボンネット、高いウエストラインを特徴とし、ルーフはハードトップとなる。ハードトップは電動式で、21.8kgのルーフを12秒で開閉させる。ルーフの格納スペースとトランクは仕切られていて、ルーフの開閉に関わらずトランク容量は270Lを確保している。
エクステリアでは17インチアルミホイールをシルバーとブルーのツートーンとしたほか、ホワイトドアミラー、ルーフカバーホワイトカウル、専用バッヂを装着。また、ハードトップにはブラックメタル調の専用品が与えられる。
インテリアではホワイトストライプ入りレザーステアリング、ロゴ入りシフトノブ/ブルーシフトブーツ、シリアルナンバー入りプレート、ブラックピアノ調メーターフード、ブルー×ホワイトドアストラップ、ブルー×ブラックレザースポーツシートを装着し、ゴルディーニならではの世界観を表現している。
ちなみにゴルディーニの名称は、ルノーのチューナーである故アメデ・ゴルディーニ氏からとられたもので、ラグジュアリー仕様としての位置づけを担う。現在、ルノー・ジャポンのラインアップでゴルディーニバージョンを名乗るのは、トゥインゴとウインドの2台だけ。
ルーフを開けた状態 | |
閉じた状態 |
リアバンパー下部はディフューザータイプでスポーティな仕上がり | ハードトップはブラックメタル調の専用品となる |
ルーフを閉じるところ |
ブルーとブラックのレザースポーツシート。ヘッドレスト部には「GORDINI」のロゴがあしらわれる | ロゴ入りシフトノブとブルーシフトブーツ | |
アルミペダルを装着する | 3眼メーター | エアコンの操作部 |
シリアルナンバー入りのプレート | ルーフの開閉に関わらずトランク容量は270Lを確保する |
ウインド ゴルディーニ主要諸元 | |
定員[名] | 2 |
全長×全幅×全高[mm] | 3835×1690×1380 |
ホイールベース[mm] | 2365 |
前/後トレッド[mm] | 1450/1430 |
重量[kg] | 1190 |
エンジン | 直列4気筒DOHC 1.6リッター |
最高出力[kW(PS)/rpm] | 98(134)/6750 |
最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 160(16.3)/4400 |
トランスミッション | 5速MT |
10・15モード燃費[km/L] | 13.4km/L |
駆動方式 | 2WD(FF) |
前/後サスペンション | マクファーソンストラット/ツイストビーム |
前/後ブレーキ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
前/後タイヤ | 205/40 R17 |
前/後ホイール | 7J×17 |
同日行われた発表会で大極司COOは、ウインド ゴルディーニがスタイリッシュなモデルであることを述べるとともに、「近年はクルマを使い、どうやって人生を楽しんでいただくかということをテーマにしている。その中で、ゴルディーニではクルマの個性とともにファッションを楽しんでもらいたいと思っている」とし、ブルーを基調としたキーカバーやキーリング、iPhoneカバー、キャップなど、さまざまなゴルディーニアイテムを用意していることを紹介した。
また、マーケティング部商品計画グループのフレデリック・ブレン氏はウインド ゴルディーニの概要を説明するとともに、3月8日~7月31日の期間に実施する「ルノー ウインド スタイルパックキャンペーン」について紹介。
同キャンペーンは、期間中にウインドを成約すると17インチアルミホイール&タイヤ、スーパーH.I.D.バルブキット、クロムメッキ仕様のリアエアロフィンをセットにして、特別価格10万円(取り付け工賃込み)で提供するというもの。
ブレン氏は「本来は約43万円の装備を10万円で提供している」と述べ、キャンペーンが魅力的なものであることをアピールした。
大極司COO | フレデリック・ブレン氏 |
スタイルパックを装着したウインド |
(編集部:小林 隆)
2012年 3月 8日