独アウディ、「Q3」の高性能版「RS Q3コンセプト」を北京ショーで公開 直噴ターボの直列5気筒2.5リッターエンジン+7速Sトロニック搭載 |
独アウディは4月18日(現地時間)、北京モーターショー(プレスデー:4月23日~24日、一般公開日:4月27~5月2日)で、コンパクトSUV「Q3」の高性能版「RS Q3コンセプト」を公開すると発表した。
ベースモデルとなるQ3では、2種類の直列4気筒2.0リッター TFSIエンジンと直列4気筒2.0リッター TDIエンジンが用意されるが、今回発表されたRS Q3コンセプトは265kW(360PS)を発生する直噴ターボの直列5気筒DOHC 2.5リッターTFSIエンジンを搭載。これに7速デュアルクラッチAT「Sトロニック」を組み合わせ、クワトロシステムによって4輪を駆動する。
スペックで比べると、Q3(2.0 TFSI)の0-100km/h加速が6.9秒、最高速が230km/hなのに対し、それぞれ5.2秒、265km/hを達成している。
エクステリアでは、Q3とは明確に異なる大開口のシングルフレームグリルおよびフロントバンパーを装備。シングルフレームグリルの下部には「quattro」の文字が描かれる。また、専用の8.5J×20インチのアルミホイール(タイヤサイズ:255/30 R20)や、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を組み合わせたフロントスポイラー&リアバンパーなどを装着する一方で、ベース車が装備するルーフレールを撤廃しており、よりスポーティさを強調するビジュアルとなっている。ボディーカラーは、わずかにイエローがかったマット調のブルーを採用した。
インテリアカラーはブラックを基調に、ボディー色のブルーを随所にあしらったもの。シート地にファインナッパレザーを、ブルーの加飾部にはアルカンタラを用いている。また、タコメーターは従来のアラビア数字ではなく、中国語での表記となっている。
(編集部:小林 隆)
2012年 4月 18日