アウディ、東京モーターショーで「Q3」など7台をジャパンプレミア 「A6」「Q5」のハイブリッドなどを展示。ワールドプレミアも |
S5 |
アウディ ジャパンは11月11日、「第42回東京モーターショー」(一般公開日:12月3日~11日)の出展概要を発表した。
発表によると、「A6 ハイブリッド」「Q5 ハイブリッド クワトロ」「R8 GT スパイダー」「Q3」「S5」「S7 スポーツバック」の6台をジャパンプレミアするとともに、すでに発売済みの「A1」も展示する。
さらにワールドプレミアカー1台、ジャパンプレミアカー1台を出展するとしているが、現時点で車名は伏せられたままとなっている。
A6 ハイブリッド |
■A6 ハイブリッド
2012年の量産を予定する「A6 ハイブリッド」は、エンジンでもモーターでも走行可能なパラレルハイブリッドシステムを搭載。最高出力155kW(211PS)、最大トルク350Nmを発生する2リッターTFSIエンジンに、40kW(54PS)/211Nmを発生するモーターを組み合わせ、システム全体では180kW(245PS)/480Nmとなる。
EV走行時の最高速は100km/h、60km/hの定速で最長3km走行できる。
Q5 ハイブリッド クワトロ |
■Q5 ハイブリッド クワトロ
Q5シリーズのハイエンドモデルとなる「Q5 ハイブリッド クワトロ」は、A6 ハイブリッドと同様のスペックとなる2リッターTFSIエンジンとモーターを組み合わせる。0-100km/h加速は7.1秒、最高速は225km/h。欧州仕様車の平均燃費は6.9L/100km、CO2排出量は159g/km。
日本市場への導入は「まもなく」としている。
R8 GT スパイダー |
■R8 GT スパイダー
世界でわずか333台のみの生産となる「R8 GT スパイダー」は、最高出力412kW(560PS)を発生する直噴のV型10気筒5.2リッターエンジンを搭載。重量はR8 スパイダー(日本仕様)が1790kgなのに対し1640kgとしており、パワーウェイトレシオは2.93kg/PSを達成している。ルーフはソフトトップを採用。
0-100km/h加速は3.8秒、最高速は317km/h。
Q3 |
■Q3
コンパクトSUVカテゴリーに属する「Q3」は、今年のオート上海でワールドプレミアされたモデル。クーペのようなスタイル、ボディーパネルのシャープなエッジ、ウェッジシェイプのヘッドランプなどを特徴とし、ボディーサイズは4390×1830×1600mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2603mm。
2種類の2.0 TFSI(ガソリンエンジン)と、2.0 TDI(ディーゼルエンジン)をラインアップするが、日本に導入されるエンジンは明らかになっていない。
S7 スポーツバック |
■S7 スポーツバック
最高出力309kW(420PS)、最大トルク550Nmを発生する新開発のV型8気筒4リッターツインターボエンジンを搭載する「S7 スポーツバック」は、0-100km/h加速を4.9秒で駆け抜けるスペックを備える。
その一方で、低負荷時に4気筒の動作を停める「シリンダー・オン・デマンド」技術の搭載、スチール製と比べ約15%の軽量化ができたと言うハイブリッドアルミニウム構造のボディーなどの採用により、平均燃費を9.7L/100kmとしている。
また、535Lのラゲッジスペースを確保するとともに、リアシートを折り畳むことで1390Lまで拡大させることができる。
(編集部:小林 隆)
2011年 11月 11日