スバル、新型「フォレスター」が「1年。五大陸。10万キロ。」の実証にスタート
南オーストラリア ブロークンヒルを出発。FORESTERLIVE.COMに写真掲載

新型「フォレスター」

2012年11月13日スタート



 スバル(富士重工業)は11月13日、新型「フォレスター」を発売した。同社は4代目となるこのフォレスターを、“全方位SUV”と位置づけており、発売日から1年間をかけて、世界5大陸、10万kmを走破。その性能を実証していく。

 また、この実証では過程をWebサイト「FORESTERLIVE.COM」(http://foresterlive.com/)やスマートフォンアプリでライブ配信。同Webサイトでは、すでにAndoroid端末用のアプリのリンクが掲載されている(iPhone用については「COMING SOON」となっている)。

実証過程をライブ配信などを交えて公開していく「1年間。世界5大陸。10万キロ」実証を通じて、“本物のSUVとしての価値”を訴えていく

 発表会の模様は、USTREAMで生中継(http://www.ustream.tv/channel/12506136)され、スタート地点である南オーストラリアのブロークンヒルから、実証スタートの様子が生中継された。

荒野に置かれたコンテナコンテナには「FORESTERLIVE.COM」の文字コンテナの中から新型フォレスターが登場した

 今回の実証に用いる車両は。最高出力206kW(280PS)の水平対向4気筒 DOHC 2.0リッター直噴ターボの「FA20 DIT」エンジンを搭載するほか、先進運転支援技術「EyeSight(ver.2)」、エンジン、トランスミッション、VDCを統合制御し悪路走破性を高める、新たな4WD制御システム「X-MODE」を搭載するものとなる。FA20 DITのパワフルな走り、EyeSight(ver.2)の能力、悪路でのX-MODEの走破性などを実証していく。

 実証キャラバンクルーは、新田耕也氏(リーダー)、福井守生氏(ドライバー)、鈴木修二氏(カメラ&ディレクター)の3名。基本的に福井氏が運転を担当し、鈴木氏が現地リポートを作成、新田氏がチームのとりまとめを担当するようだ。

スタート地点は南オーストラリアのブロークンヒル実証キャラバンクルー現地から3人を紹介
ドライバーの福井守生氏カメラ&ディレクターの鈴木修二氏「日常のクルマのメンテナンスもそうですが、チームのみんなのメンテナンスもします」と語ったリーダーの新田耕也氏

 オーストラリア大陸は2万kmを走破する予定で、グレートオーシャンロード、タスマニアなどの著名なポイントも入っていると言う。

 運転を担当する福井氏は「DITターボや、X-MODEを駆使する」とのコメントを残し、実証に旅立っていった。FORESTERLIVE.COMには、すでにいくつかの写真などが掲載されているほか、実証映像の1本目は12月上旬公開予定であることが予告されている。

カウントダウンの模様が中継され、新型フォレスターの実証の旅が始まった


(編集部:谷川 潔)
2012年 11月 14日