レクサス、デトロイトショーで新型「IS」発表、国内導入は今春予定

ハイブリットモデル「IS300h」

　レクサス（トヨタ自動車）は1月14日（現地時間）、2013年デトロイトモーターショー（会期：1月14日～27日）で新型「IS」を公開した。同モデルの日本導入は今春予定としている。

　新型ISの概要などはプロトタイプの試乗記などで触れているが、今回正式に各モデルのボディーサイズや搭載エンジンなどのスペックが公表された。

　グレード体系は、V型6気筒2.5リッターの「IS250」、V型6気筒3.5リッターの「IS350」に加え、新世代直噴技術「D-4S」を搭載した直列4気筒2.5リッターエンジンにモーターを組み合わせたハイブリットモデル「IS300h」の3モデル。IS250とIS350は2WD（FR）と4WD車を設定し、IS300hは2WDのみとなる。また、全モデルに専用の内外装デザインを採用した“F SPORT”を設定する。

　今回発表された主要諸元は北米仕様のものとなるが、ボディーサイズは4665×1810×1430mm（全長×全幅×全高）となり、これは現行IS（日本仕様の2WD車）と比べ80mm長く、15mm広い。ホイールベースは70mm長い2800mmとした。

　また、優れた操縦性・走行安定性を実現するため、従来のスポット溶接とレーザー溶接の長所を兼ね備えた「レーザースクリューウェルディング」「構造用接着剤」といった新技術を採用したほか、事故の際にフード後方を持ち上げ、歩行者頭部への衝撃を緩和するポップアップフードをレクサスで初採用した。

IS350 “F SPORT”

IS350

IS350

IS350のインテリア

新型IS主要諸元（北米仕様）