ニュース

スズキ、「MRワゴン」にエレガントで上質な新規車種「MRワゴン Wit」追加

一部改良で“軽ワゴンNo.1の30.0km/L”も実現

新規車種の「MRワゴン Wit」。ボディカラーは新色の「コメットグリーンパールメタリック」
2013年7月16日発売

MRワゴン Wit:129万450円~155万2950円

MRワゴン:112万1400円~135万8700円

 スズキは7月16日、MRワゴンを一部改良し、同時に新規車種「MRワゴン Wit」を追加設定した。価格はMRワゴンが112万1400円~135万8700円。MRワゴン Witが112万1400円~135万8700円。これに合わせてグレード体系が見直され、MRワゴン エコは廃止となったほか、ターボエンジン車はMRワゴン Witのみに展開されている。

Wit専用の「ミステリアスバイオレットパール」
Wit専用の「シルキーシルバーメタリック」
車種グレードエンジン変速機駆動方式車両価格
MRワゴンL直列3気筒DOHC 0.66リッターCVT2WD(FF)1,121,400円
4WD1,239,000円
X2WD(FF)1,241,100円
4WD1,358,700円
MRワゴン WitLS2WD(FF)1,290,450円
4WD1,408,050円
XS2WD(FF)1,345,050円
4WD1,462,650円
TS直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ2WD(FF)1,435,350円
4WD1,552,950円

 先代MRワゴンにも設定されていたWitだが、先代ではグリルやホイールなどの小変更で車両イメージを変更していたのに対し、今回はヘッドライトまで意匠変更してフロントマスクを一新。内装でも先日追加されたアルト ラパンのショコラのように、新作の2トーンシートなどを採用して、若い女性ユーザーに好まれるエレガントなエクステリアデザイン、上質なインテリアによってMRワゴンに新しい魅力を与えている。

シャープな形状で目力を感じさせる専用ヘッドランプ、メッキ加飾で存在感を強めたフロントグリルなどで印象を大幅に変更したフロントマスクを採用。LEDポジションランプを内蔵するディスチャージヘッドランプ、クリアタイプのLEDリアコンビネーションランプなどを標準装備する
Witのインテリア。アイボリーとブラウンでコーディネートし、シートにはレッドのパイピングを施して存在感を強調。ドアトリムも専用のレザー調表皮を採用している
レッドステッチをアクセントに施した専用2トーン本革巻ステアリング。メーターの照明はMRワゴンのホワイトからブルーに変更されている
インパネデザインに大きな形状変更はないが、エアコンの操作パネルもピアノブラック調に変更され、シフトノブにはレッドステッチが刻まれる

 Witの追加と同時に行われたMRワゴンの一部改良では、タイミングチェーンの細幅化などによるエンジンのフリクション低減、副変速機付きCVTの改良とエンジン制御との最適化、ワゴンRやスペーシアなどに採用されている「エネチャージ」「新アイドリングストップシステム」などの搭載によって、自然吸気エンジンの2WD(FF)車では軽ワゴンNo.1という30.0km/LのJC08モード燃費を記録。ターボモデルのWit TS・2WD(FF)車でも27.0km/Lを実現し、全車でエコカー減税の免税(100%減税)を達成している。

 このほか、MRワゴンではボディーカラーに新色2色を設定し、全8色のラインアップとしている。

新設定の「シャンパンピンクパールメタリック」
新設定でMRワゴン専用の「エアブルーメタリック」
MRワゴン専用の「アロマティックアクアメタリック」
MRワゴン専用の「ミルクティーベージュメタリック」
「パールホワイト」
「カシスピンクパールメタリック」
「アーバンブラウンパールメタリック」
「ブルーイッシュブラックパール3」
MRワゴンのインテリア
新たに「エネチャージ」「新アイドリングストップシステム」「エコクール」などを搭

(編集部:佐久間 秀)