日産、「モコ」の一部改良、燃費30.0km/Lに

X/X FOURのインテリア

　日産自動車は7月26日、軽自動車「モコ」の一部仕様を変更して発売した。価格は116万250円～143万100円。モコはスズキ「MRワゴン」のOEMモデル。

　今回の仕様変更では、13km/h以下から作動するアイドリングストップシステムを全グレードに設定するとともに、蓄冷材内蔵の空調ユニットを採用。アイドリングストップ中のエアコン送風モードの冷気の持ちを長くし、エンジンの停止時間を延長させた。

　また、全グレードに高効率リチウムイオンバッテリーと、高効率・高出力のオルタネーター（発電機）を搭載。回生エネルギーの蓄電容量を増加させることで、発電のために使用しているガソリン消費量を抑えて燃費を向上させた。これにより、JC08モード燃費30.0km/Lを実現し、エコカー減税によって全グレードとも自動車取得税と自動車重量税が免税（100％減税）となる。

　そのほか、Xグレードは本革巻ステアリング、6スピーカー、フロントスタビライザー、14インチアルミホイールを採用したほか、Sグレードに新造形の13インチアルミホイールを装備している。

アーバンブラウン

ブルーイッシュブラック

ミルクティーベージュ

アロマティックアクア

スノーパールホワイト

X/X FOUR

S/S FOUR

モコ エアロスタイル

　また、日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、ベース車の仕様変更にあわせて特別仕様車「モコ エアロスタイル」を継続設定し、同日発売。価格は129万6750円～156万6600円。

　ベース車にフロントプロテクター、サイドシルプロテクター、リヤアンダープロテクター、専用フォグランプ（ホワイトリングイルミ付）を装備して差別化を図っている。