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ホンダ、音と光で再現したアイルトン・セナの鈴鹿最速ラップ映像のメイキングムービー

レースエンジニア、モータースポーツジャーナリスト、プロカメラマンらが当時を振り返る

メイキングムービーには元ホンダF1チームレースエンジニアやモータースポーツジャーナリストの川井一仁氏や今宮純氏らが登場する

 本田技研工業は、7月25日に発表した、アイルトン・セナの鈴鹿最速ラップを音と光で楽しめる映像のメイキングムービー「【メイキング】Sound of Honda - Ayrton Senna 1989 -」を公開している。

【メイキング】Sound of Honda - Ayrton Senna 1989 -

 25日にインターナビのWebサイト「dots lab by internavi」(http://www.honda.co.jp/internavi-dots/dots-lab/senna1989/)で公開した映像は、1989年にF1に参戦したマシン「マクラーレン ホンダ MP4/5」で、セナが鈴鹿サーキットを走行した際のデータを元に、セナのドライビングを音と光で表現したもの。当時世界最速ラップを出した際に記録された実際のアクセル開度やエンジン回転数、車速の変化などの走行データを解析し、世界最速ラップ1周分のエンジン音を再現している。

 今回公開されたメイキングムービーでは、元ホンダF1チームレースエンジニア(本田技術研究所)の木内健雄氏や澤戸寛明氏が、エンジンやアクセルの動きを記録して解析する「テレメトリーシステム」などについて振り返るとともに、モータースポーツジャーナリストの川井一仁氏や今宮純氏、カメラマンの熱田護氏や金子博氏らが当時のセナとホンダのエンジニアとの関係を振り返ったり、セナのドライビングについて語ったりしている。

 また、マクラーレン ホンダ MP4/5を鈴鹿サーキットで走らせ、実際にエンジン音を収録しているシーンや、光と音でどこまでF1マシンの迫力を出せるか、そのこだわりについて製作者が語っているなど、見どころの多い内容になっている。

 F1のファンにとっては胸が熱くなるような内容になっている今回の映像。セナが活躍した当時に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

(編集部:小林 隆)