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メルセデス・ベンツ、「C 63 AMG」の最強バージョン「C 63 AMG Edition 507」
ベース車に専用チューニングを施し、最高出力507PS、最大トルク610Nm発生
(2013/7/30 16:46)
メルセデス・ベンツ日本は、Cクラスのハイパフォーマンスモデル「C 63 AMG」に専用チューニングを施した「C 63 AMG Edition 507」を、8月1日に発売する。セダン、ステーションワゴン、クーペに設定し、価格はそれぞれ1210万円、1230万円、1220万円。ステアリング位置はセダン、クーペが左右から選択可能で、ステーションワゴンは右のみの設定。
C 63 AMGに搭載するV型8気筒DOHC 6.3リッターエンジンをベースに、「SLS AMG」のエンジン開発から生まれた鍛造ピストンやコンロッド、軽量クランクシャフトの採用とともに専用チューニングを施すことで、出力はベース車から50PS/10Nm増の507PS/610Nmを発生。これにより0-100km/h加速は0.2秒速い4.3秒を達成した。
このエンジン出力の強化に伴い、前後ブレーキディスクを大径化(フロント:390mm径、リア:360mm径)したほか、キャリパーの色を赤にしている。
また、エクステリアでは、専用デザインとなるマットブラックペイントの19インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)を装備するとともに、フロントグリルのフレーム部とLEDドライビングライトをマットブラック仕上げとした。ボンネットのエアアウトレットもハイグロスブラック仕上げとなっている。サイドにはマットブラックの専用デカールが付くとともに、ドアミラーハウジングをブラックにした。さらにセダンとクーペは、トランクリッドスポイラーリップをハイグロスブラック仕上げとしている。
インテリアでは、AMGメーターパネルにレッドラインのアクセントを加えるとともに、12時の位置にセンターマーキングを配した専用AMGパフォーマンスステアリング、AMGアファルターバッハエンブレムをあしらった専用シルバーシフトノブを装備。AMGスポーツシートの素材はdesignoナッパレザーのほか、designoナッパレザー/DINAMICAも選択できる。
なお、C 63 AMG Edition 507の専用オプションとして、AMGパフォーマンスサスペンション、リミテッド・スリップ・デフに加え、エンジン出力/トルク、Gセンサー、ラップタイムなどをCOMANDディスプレイに表示できる「AMGパフォーマンスメディア」を設定している。