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メルセデス・ベンツ、「Cクラスクーペ」の装備を大幅に改良
AMGのスポーツサスペンションや強化ブレーキシステムを搭載した「C 250 クーペ SPORT」を新設定
(2013/8/1 15:42)
メルセデス・ベンツ日本は8月1日、「Cクラスクーペ」の装備内容を変更して発売した。価格は450万円~1220万円。
モデル | エンジン | ステアリング位置 | 価格 | エコカー減税 |
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C 180 クーペ | 直列4気筒DOHC 1.8リッター直噴ターボ | 右 | 4,500,000円 | 50%軽減 |
C 250 クーペ SPORT | 5,980,000円 | |||
C 63 AMG クーペ | V型8気筒DOHC 6.3リッター | 10,950,000円 | - | |
C 63 AMG クーペ Edition 507 | 12,200,000円 | - |
今回の変更では、Cクラスクーペのスポーティさを強調するべく、標準装備およびオプション設定の見直しを図った。各モデルの変更点は次のとおり。
ハイパフォーマンスモデル「C 63 AMG」に専用チューニングを施した「C 63 AMG Edition 507」については、別記事(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20130730_609648.html)を参照されたい。
C 180 クーペ
C 180 クーペではAMGスポーツパッケージを標準装備。AMGスタイリングパッケージや18インチAMG7スポークアルミホイールなどに加え、パドルシフトを備えたAMGスポーツステアリングやステンレスアクセル&ブレーキペダルなどを採用。
また、速度に応じてパワーステアリングのアシスト量を変化させるパラメーターステアリングやスポーツサスペンションを装備したほか、バイキセノンヘッドライトに夜間の視界を確保するインテリジェントライトシステムや、アダプティブハイビームアシストなどの機能を備えた「アドバンストライトパッケージ」も標準装備している。
これらの装備を追加しつつ、価格は従来モデルから15万円高としている。
また、前席メモリー付パワーシートなど利便性を高める「メモリーパッケージ」、車と障害物の距離を警告音とインジケータで知らせる「パークトロニック」、キーを携帯しているだけでリモコン操作なくドアを開閉でき、ボタンを押すだけでエンジン始動ができる「キーレスゴー」などをセットにした30万円相当のオプションを、新たに27万円で設定した。
C 250 クーペ SPORT
従来の「C 250 クーペ」に代わり「C 250 クーペ SPORT」を新たに導入。「SPORT」は「シュポルト」(ドイツ語)と読み、スポーティでダイナミックなモデルに与えられる名称になっている。
装備面では、AMGによる専用チューニングを施したスポーツサスペンションや、ブレーキディスクを大径化した専用強化ブレーキシステムを採用するとともに、バイカラーの18インチAMG7ツインスポークアルミホイール、AMGトランクリッドスポイラーリップ、ブラックドアミラーを装備し、アグレッシブさを強調する仕様になっている。
インテリアでは、コーナリング時に優れたラテラルサポートを実現するAMGスポーツシート、レッドカラーのシートベルトを装備するとともに、随所にレッドステッチを加えた。
これらの装備を追加しながら、価格は従来モデルより据え置きとしたほか、オプションの本革シート(前席シートヒーター付き)の価格をこれまでの25万円から15万円に変更している。
C 63 AMG クーペ
C 63 AMG クーペでは、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備した。