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日産、電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」の走行をWEC富士ラウンドで世界初公開

ドライブするミハエル・クルム選手は「ストレートでどれぐらいスピードを出せるかとても楽しみ」と語る

富士スピードウェイで世界で初めて「Nissan ZEOD RC」の走行シーンを公開
2013年10月18日~20日開催

 日産自動車は、富士スピードウェイで10月18日~20日に開催される「2013 FIA世界耐久選手権 第6戦 富士6時間耐久レース」の期間中、電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」で初めて公式サーキット走行を行い、一般公開すると発表した。

 「Nissan ZEOD RC(Zero Emission On Demand Racing Car)」は、2014年のル・マン24時間レースにも参戦を予定するレースマシン。将来的なLMP1クラス参戦に向けたプログラムの一環として製作され、“300km/h以上のスピードを誇る世界最速の電力駆動レーシングカー”とアナウンスされている。

シャープなスタイルが特徴的な電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」

 ドライビングは、ニスモのグローバルアンバサダーを務めるミハエル・クルム選手が担当。「富士で“Nissan ZEOD RC”を運転できることを本当に楽しみにしています。日本のファンの皆さんに“Nissan ZEOD RC”が初めて走る姿をお見せすることができるのは、とても光栄です。電動車両で早く走ること、とりわけ富士の約1.6kmのホームストレートを走るということは、とてもユニークな経験になると思います。デモ走行ではありますが、ストレートでどのくらいのスピードを出すことができるのかとても楽しみです」とのコメントを発表している。

(編集部:佐久間 秀)