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パイオニア、スマホのアプリを車載器からタッチコントロールできる「アプリユニット」新製品
Siriアイズフリー機能、A2DP/AVRCPなどに対応
(2013/9/30 16:47)
パイオニアは、接続したスマートフォンのアプリをタッチコントロールできるアプリユニットの新製品「SPH-DA99」を、10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。
商品名 | 型番 | 店頭予想価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/チューナー・スマートフォンリンク アプリケーションコントロールメインユニット | SPH-DA99 | 6万円前後 | 10月中旬 |
対応スマートフォンと接続することで、スマートフォンに保存される音楽・映像を視聴できるほか、iPhoneやスマートフォンの対応アプリケーションをタッチコントロールできる「Linkwithモード」を搭載し、カーナビアプリやインターネットラジオ、ビデオ、グルメ、気象情報といった多彩なアプリを楽しむことができるユニット。モニターは7V型ワイドVGA(800×480ピクセル)を採用し、ピンチイン(縮小)/ピンチアウト(拡大)などの操作も可能としている。
今回新たにBluetoothのA2DP/AVRCPに対応したほか、iPhoneに搭載される「Siriアイズフリー機能」に対応し、車載器の音声認識用マイクに向かって話しかけるだけで車載スピーカーを通じてiPhoneが応答する(対応機種はiOS 6.1以上のiPhone 5、iPhone 4S)。また、「MirrorLink(ミラーリンク)」にも対応し、スマートフォンに表示されている画面を専用の接続ケーブルを通じて車載器に映し出すとともに、画面上からアプリケーションを操作することが可能になっている。
カーナビとして使う際には、「カロッツェリアLinkwith カーナビゲーション for iPhone」、「ドコモ ドライブネット powered byカロッツェリア」という専用のカーナビアプリケーションを使い、車載器に搭載される「車載用GPSレシーバー」「クリスタル3Dハイブリッドセンサー」「車速センサー」により、GPSの電波が届きにくい場所やトンネルなどでも、高い自車位置精度を実現すると言う。また、車載器と接続することで専用のカーナビアプリケーションから「スマートループ渋滞情報」の取得も可能になっている。
また、ホームメニューのアイコンサイズ・レイアウトの見直しや、アプリケーションの音声とAVソースの音声を同時に出力できる「MIX」機能をハードキーのボリュームキーと連動させるなど、各部のインターフェイスを変更。さらに、「ショートカット機能」を新たに搭載し、画面下部のコントロールバーをタッチすることでアプリケーションとAVソースのスムーズな切り換えを実現している。
メディア機能として、4チューナー×4アンテナの地デジ受信に加え、DVD/CDスロットなどを搭載する。
本体サイズは178×168×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.2kg。