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横浜ゴム、氷上性能に特化した北海道限定スタッドレス「アイスガード エボリューション iG01」

「iceGUARD 5」から氷上制動性能を20%、氷上コーナリング性能を12%向上

「アイスガード エボリューション iG01」
2013年10月25日発売

オープンプライス

 横浜ゴムは、氷上性能の向上をメインターゲットに開発した乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD Evolution iG01(アイスガード エボリューション アイジーゼロイチ)」を10月25日から北海道限定で発売する。195/65 R15 91Qの1サイズのみを設定し、価格はオープンプライス。

 このアイスガード エボリューション iG01では、2012年9月にリリースした乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 5」で採用した「スーパー吸水ゴム」をさらに進化させて使用。氷上でタイヤがグリップ力を失う原因になる薄い水膜を吸水する「新マイクロ吸水バルーン」の使用量を約1.5倍に増やし、吸水効果を補う「吸水ホワイトゲル」を最大30倍にまでサイズアップした「エボ吸水ホワイトゲル」と組み合わせることで、水膜の吸水力を大幅に高めている。また、新らしいトレッドパターンでは凍りついた路面に対して密着する「シームレスブロック」、メインの縦溝をストレート形状からジグザグ形状としてエッジ効果を向上させる「ジグザグメイングルーブ」など新技術を採用している。

 この進化した「スーパー吸水ゴム」と新しいトレッドパターンの効果により、同社が行った性能比較テストでは、氷上制動距離が「iceGUARD 5」から20%短縮、氷上での旋回タイムの所要時間は「iceGUARD 5」から12%短縮するなど、氷上における走行性能に特化した製品となっている。

(編集部:佐久間 秀)