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日産、2016年末までに「混雑した高速道路上の自動運転」「運転操作不要な自動駐車システム」を市場投入

2018年に「危険回避や車線変更の自動化」、2020年までに「十字路や交差点を横断できる自動運転技術」を導入予定

日産 リーフをベースとした自動運転車両
2014年7月17日発表

日本外国特派員協会で自動運転技術の投入スケジュールについてスピーチする日産自動車 社長 カルロス・ゴーン氏

 日産自動車は7月17日、日本外国特派員協会でのカルロス・ゴーン社長のスピーチで、2020年までに実用化を目指している自動運転技術の投入スケジュールを発表した。

 日産は2013年8月に北米で開催したグローバルイベント「日産360」で自動運転車両を公開し、同年11月から圏央道 さがみ縦貫道路の寒川南IC〜寒川北IC間で公道を使った自動運転車両の実証実験を開始している。

 ゴーン社長はスピーチにおいて「我々は2016年末までに、当社の自動運転戦略のもと、2つの次世代テクノロジーを実用化する予定です。まず、混雑した高速道路上で安全な自動運転を可能にする技術、トラフィック・ジャム・パイロットを市場に投入します。さらにほぼ同時期に、運転操作が不要な自動駐車システムも幅広いモデルに投入する予定です」と述べ、さらに「これらの技術に続いて2018年には、危険回避や車線変更を自動的に行う、複数レーンでの自動運転技術を導入します。また、2020年までに、ドライバーの操作介入なしに、十字路や交差点を自動的に横断できる交差点での自動運転技術を導入する予定です」とコメントしている。

 日産では2020年までの実用化を目指して自動運転技術の開発を続けながら、要素技術となる先進技術を先行して市販車に導入していき、運転時の単純作業軽減による安全性の向上、渋滞の緩和やエミッションの削減を目指すとしている。

(編集部:佐久間 秀)