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トヨタ車体、「ダカールラリー2015」市販車部門をワン・ツーフィニッシュで2連覇

「過酷なラリーの経験を“いいクルマづくり”に生かしたい」と豊田章男社長

2015年1月3日〜17日(現地時間)開催

 トヨタ車体のラリーチーム「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(TLC)」は、1月3日〜17日(現地時間)に開催された「ダカールラリー2015 アルゼンチン・ボリビア・チリ」の市販車部門で2年連続となるワン・ツーフィニッシュを達成した。

 ランドクルーザー200をベースとしたダカールラリー仕様車で参戦したTLCは、ガソリン車、ディーゼル車を含めた市販車部門で、約4600kmのコースに設定された13ステージすべてにおいて首位を独占。1号車が優勝、2号車も準優勝となり、2年連続となる市販車部門ワン・ツーフィニッシュという結果となった。また、ランドクルーザー200を改造したバイオディーゼル燃料(BDF)を100%使用する車両で2012年大会から参戦している「NRJ部門(環境に配慮した代替エネルギーを使用したクルマの部門)」でも、5年連続の優勝を手に入れている。

 この優勝を受けたチーム関係者のコメントは以下のとおり。

トヨタ車体 取締役社長 岩瀬隆広氏
「2連覇をワン・ツーフィニッシュで飾れて本当によかったです。会社創立70周年の記念すべき年の初めに、皆様に明るい話題を届けることができ、とても嬉しく思います。世界で最も過酷なラリーと言われているダカールラリーで2年続けて勝てたことにより、ランドクルーザー200の走破性、安全性、信頼性を実証することができました。今後もラリーで得られた成果を“もっといいランドクルーザーづくり”に生かして、世界中のお客様に喜んで頂けるクルマづくりを進めて参ります。応援して頂いた皆様、ならびにスポンサーや関係者の皆様の温かいご支援にあらためて御礼申し上げます。ご声援ありがとうございました」

チーム代表 林正敏氏(トヨタ車体 執行役員)
「私どもの造っているランドクルーザーで、社員参加の手作りチームが、2年連続、市販車部門で優勝できましたことは、我々がやってきたクルマづくり、チームづくりが間違いなかったという結果だと思います。今年のTLCは、監督はじめメカニックなど新人が多く、当初は不安視する声もありましたが、チームワークのよさを発揮して、栄冠を掴んでくれました。これも皆様のご声援のおかげです。ありがとうございました」

チーム監督 角谷裕司氏(トヨタ車体 総務部広報室)
「初監督で優勝を成し遂げることができ、本当にうれしく思う反面、安堵の思いもあります。この優勝は、新前監督を支えてくれたチームメンバーの努力の賜物であり、そして何よりもいつも暖かく応援し支えてくださっているスポンサーやファンの皆様、会社の仲間のおかげです。プレッシャーに負けそうになった時もありましたが、皆様のご声援が力となりました。1年間頑張ってきて本当によかったです」

市販車部門優勝 1号車ドライバー 三橋淳選手
「今回はトラブルが多く、2号車がいなければ勝つことは出来なかった。今回の勝利はTLCのチームワークによるものという気持ちが強いです。改めてチームの一員として市販車部門5勝目が獲れたことを嬉しく思います」

市販車部門優勝 1号車ナビゲーター ゲネック・アラン選手
「2年連続の優勝をとてもうれしく思うとともに、今はほっとした気持ちです。三橋ドライバー、メカニックと力を合わせることで困難に立ち向かい、乗り越えることができました。この優勝は、チームのサポートと多くの方々からのご声援による後押しがあったからこそだと感じています。ありがとうございました」

市販車部門で優勝した1号車(三橋/ゲネック組)

 このほか、トヨタ自動車 代表取締役社長 豊田章男氏は以下のようにコメントしている。

「トヨタ車体“チームランドクルーザー”が、昨年に続いて市販車部門で優勝を果たしたことを、大変嬉しく思います。これも、応援を頂きました皆様のお蔭であり、心から感謝申し上げます」「アルゼンチン、ボリビア、チリの3カ国にまたがる総走行距離約9100km、競技区間約4600kmを走り抜いたドライバーとナビ、それを支えたメカニック、そして全ての関係者の皆さん、本当におめでとう」「ゴールまでの長く過酷な道のりには、普段経験することのない様々な“道”との出会いや、絶え間ない挑戦があったと思います。“道が人を鍛える。人がクルマを作る。”その思いを胸に、どんな時にも不撓不屈の精神で、グループ一丸となって“いいクルマづくり”に取り組んでいきたいと思います。応援ありがとうございました」

(編集部:佐久間 秀)