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ホンダ、「CRF1000L アフリカツイン」を2015年中に欧州で発売

オフロードで優れた性能を発揮できる新型DCTを設定

2015年中に欧州で発売

CRF1000L アフリカツイン

 本田技研工業の英国現地法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは5月12日(現地時間)、新型2輪車「CRF1000L アフリカツイン」を、2015年中に欧州で発売すると発表した。

 CRF1000L アフリカツインは、オンロード、オフロード双方で高い走行性能を持つ大排気量のデュアルパーパスモデルで、2014年11月のEICMA2014(ミラノショー)に出展した「True Adventure プロトタイプ」で示した方向性を製品化。

 1988年にデビューしたアフリカツイン(XRV650 アフリカツイン)の車名を復活させ、オンロードやオフロードにおける耐久性や操縦安定性など歴代モデルの特性を持ったアドベンチャーモデルとの位置づけ。

 オフロードで優れた性能を発揮できる新型DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)モデルを設定するなど、チーム・エイチアールシー(Team HRC)のダカールラリー参戦によって得たノウハウの投入や、同社がこの10年間で開発に取り組んできたオンロード・オフロードモデルにおける多くの技術を採用したという。

CRF1000L アフリカツイン

(編集部:椿山和雄)