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日産、「タイタン・ウォリアーコンセプト」を世界初公開

カミンズ製V型8気筒 5.0リッターターボディーゼルエンジンを搭載

2016年1月11日(現地時間)発表

 日産自動車は1月11日(現地時間)、「タイタン・ウォリアーコンセプト」を2016年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で世界初公開した。2015年12月に発売した「タイタンXD」を日産デザインアメリカ(NDA)がオフロード向けにデザインしたモデルで、オフロードへのチャレンジ精神と米国のトラック市場に対する期待を表現した。

 タイタン・ウォリアーコンセプトは、カミンズ製V型8気筒 5.0リッターターボディーゼルエンジンを搭載。フロントとリアのサスペンションは新たに開発した専用システムを採用して耐久性や走行性能を向上させた。

 NDAのデザインチームはこのコンセプトトラックにより力強い存在感を与えるため、18×9.5インチのアルミニウム合金製カスタムホイールに37インチのオフロードタイヤを装着。全高は量産車の1999mmから2070mmに、全幅は量産車の2047mmから2200mmにそれぞれ変更。車体色は「サンダー」というガンメタ色でカスタムペイントを施し、「マグマ」と呼ばれる特別色でアクセントを加えた。

 内装デザインはシートにカーボン調のシート生地を使い、「マグマ」のオレンジ色を採用した装飾でアクセントを加えた。また、ステアリングホイールはカスタムメイドでアルミニウムのブロックから削り出して製作。その他、内装にはカーボンファイバーや光沢感のあるクロムメッキ、マグマカラーのアクセントステッチが入ったレザーなどの素材を採用している。

 新型「タイタン」のラインアップは、将来的に3種類のキャブ、2種類のフレームサイズ、3種類のパワートレーン、5つのグレードとなる予定。

タイタン・ウォリアーコンセプト
インテリアはマグマカラーのアクセントステッチが入ったレザーなどの素材を採用

(編集部:椿山和雄)