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トヨタ、出力向上など「86」マイナーチェンジ版をニューヨークショーで公開

サイオンブランド廃止で、米国の車名は「FR-S」から「86」

2016年3月17日(現地時間) 発表

 トヨタ自動車は3月17日(現地時間)、トヨタ「86」のマイナーチェンジ版をニューヨークモーターショーで公開すると発表した。

 これまでトヨタ「86」は、北米ではサイオン「FR-S」として販売されていたが、サイオンブランドの廃止により、2017年モデルから車名は「FR-S」から「86」へ変更。トヨタ「86」として、この秋すべてのトヨタディーラーで販売予定。

 2017年モデルとして登場する「86」は、内装と外装の変更だけでなく、サスペンション、パワートレーンをアップグレード。

 エクステリアは、フロントでは新デザインのLEDヘッドライトやバンパーを採用。リアも新デザインのLEDテールランプやバンパーを装備した。また、MTモデルではギヤ比を変化するとともに、エンジントルクを増加。最高出力は205HPと5HP増加している。そのほか、坂道発進をアシストする、ヒルスタートコントロール(HAC)なども用意する。

(編集部:椿山和雄)