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国内外の2輪メーカーなど112ブースが出展した「第43回東京モーターサイクルショー」開幕

3月27日まで開催。高橋敏也氏のニコ生中継なども実施

2016年25日〜27日 開催

入場料:大人1600円、高校生500円、男女ペア券2600円、中学生以下は無料。障がい者本人と介護1人まで無料

ホンダブースで、大阪モーターサイクルショー2016に引き続き出展されたコンセプトモデル「City Adventure Concept」

 3月25日〜27日の3日間、東京都江東区にある東京ビッグサイトで「第43回東京モーターサイクルショー」が開催されている。会場は西1・2ホールとアトリウム、屋外展示場となっている。入場料は大人1600円、高校生500円、男女ペア券2600円。中学生以下は無料。また、障がい者本人と介護の人1名まで無料となっている。開催時間は3月26日が10時〜18時。3月27日は10時〜17時。

 また、2輪車のショーだけにオートバイ用駐輪場は3カ所用意されている。1つはビッグサイト西館に隣接する「西屋外駐車場」で、開期中は8時〜19時に使用可能。2つめはビッグサイト横にある「有明客船ターミナル横駐車場」。こちらも8時〜19時に使用可能。3つめは「有明東臨時駐車場」で、こちらは会場から離れているので所要時間約10分のシャトルバスが運行されている。駐輪料金はすべて500円。4輪車の駐車場は、会議棟地下(62台)1日最大料金2000円。東棟地下(191台)1日最大料金2000円。東棟屋外臨時(460台)1日最大料金1500円だ。開期中はオートバイ、クルマとも駐車場は混雑するので、来場時間によっては公共の交通機関を利用したほうがスムーズに入場できるかもしれない。

 東京モーターサイクルショーには国内外のオートバイメーカー、パーツメーカー、タイヤメーカー、関連団体など112ブースが出展しているが、ここでは国内オートバイメーカーのブースを紹介しよう。

ホンダブース

ホンダブース

「Concept CB」シリーズをはじめとして、大人好みのバイクを揃えたイメージだった今回のホンダブース。派手さはないがじっくりと眺めたい展示車両が揃っている。話題の「City Adventure Concept」もConcept CB同様にステージ上に展示されているので跨がることはできないが、まわりに人垣ができないので展示車の見やすさはある。ほかには発売前から人気車となった「Africa Twin」をベースとした「Africa Twin Adventure Sports Concept」や、「VTR」をベースにした「VTR Customized Concept」も展示。市販予定車ではGROMの新型モデルもある。

大人のライダーに向けたConcept CB
こちらはConceptCB TypeII
City Adventure Concept
ビッグタンクを付けたAfrica TwinのAdventure Sports Concept
トレンドであるカフェレーサー風のVTR Customized Concept
市販予定車のGROM新型モデル

スズキブース

スズキブース

 スズキブースでの注目車は、まずステージ上に置いてあるGSX-R1000 ABSコンセプトや海外向けモデルのSV650 ABS。そしてSV650をベースにしたラリーコンセプトだ。これはスズキが提案するストリートスポーツの1つ。カフェレーサー×オンロードラリーがテーマとなる。モータースポーツ系の展示では、2015年の全日本モトクロス選手権で年間チャンピオンを獲得したRM-Z450WSや、MotoGPの参戦マシン「GSX-RR」があり、GSX-RRはコーナリング時のフルバンク状態で固定され、この状態のまま跨がることもできる。

GSX-R1000 ABSコンセプト
SV650ラリーコンセプト。ネオレトロの提案
全日本モトクロス選手権で年間チャンピオンマシンのRM-Z450WS
フルバンク状態で跨がれるMotoGPマシンのGSX-RR

ヤマハブース

ヤマハブース

「XSR900」や「MT」シリーズ、「NMAX」など話題の新車を相次いで発表しているヤマハだが、目玉はやはりXSR900。2016年9月末までという期間限定受注のスピードブロックグラフィックを配したインターカラーモデルも展示されている。

 また、別ブースになるがヤマハ車用のパーツ、アクセサリー類を販売するワイズギアからは、発売間近のマフラーを装着し、ボディのカラーリングも名車と呼ばれる「RZ250」をイメージさせる仕様の車両も展示されている。このワイズギアブースでは、話題のスポーツタイプ電動アシスト自転車「YPJ-R」用のアクセサリーも展示。バイクメーカーらしく、バイク乗りが好む「革」を使ったアイテムを用意しており、質感を揃えるためハンドルカバーやバッグ類などは1枚の革から切り出している。

XSR900はインターカラーモデルをはじめ各色展示
ワイズギアブースでは新作マフラーを装着したXSR900がある。RZ250風カラー

 このほかでは市販予定車として、フロント2輪、リア1輪のマルチホイールコミューター「トリシティ MW125」の排気量アップ版となる「トリシティ 155」も展示されている。人気の高い原付き2種のカテゴリーに投入された「NMAX」も1台展示。このNMAXには購入希望者の興味が大きいフロントスクリーンやリアキャリアといったオプションを装着している。また、125ccクラスには参考出品車として「Resonater125」が展示されている。変わり種としては、電動スクーターの「E ビーノ」やカセットガス式発電機の「EF900iSGB」も展示。

トリシティ 155
参考出品車のResonater 125
NMAX。排気量は125cc
E ビーノは21万9000円。定格出力0.58kw、最高出力1.6PS。最大トルク0.80kgm。
カセットガス式発電機のEF900iSGB
スポーツタイプ電動アシスト自転車のYPJ-R用アクセサリーも展示

カワサキブース

カワサキブース

 カワサキブースでは2015年のワールドスーパーバイクでシリーズチャンピオンを獲得した「ジョナサン・レイ選手」のイメージを大きくアピールしたブース展開。レイ選手のマシンと同じカラーリングを施したマシンを数多く展示した。黒い「ZX-10R」は、オフシーズンにレイ選手がテストで使用したマシンと同じカラーリングを施しているという。カワサキファンにとってはかなり興味のある展示車だろう。フロントカウルのスクリーン部には漢字で「冬」と入っている。注目度の高い展示車ではコンパクトなスポーツバイク「Z125 PRO」や200PSマシンの「Ninja H2」などもブース内に置かれている。

オフシーズンにジョナサン・レイ選手がテストで使用したマシンと同じカラーリングのZX-10R。スクリーンに冬と入っている
200PSマシンのNinja H2も展示されている
Z125 PRO。排気量は124ccで最大出力9.7PS。価格は32万円
人気の250ccクラスに投入したZ250SL。水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。価格は40万5000円

“鈴鹿8耐”の決勝レースは7月31日11時30分〜19時30分開催

レースPRコーナーで鈴鹿サーキットは“鈴鹿8耐”仕様のマシンを展示

 会場では車両の展示に加え、2輪モータースポーツに関する発表やブースごとの催しなども多数行なわれた。

 開催初日の3月25日には、国内2輪レースの大型イベント「2016 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦“コカコーラ・ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会」の記者発表会も実施。今年の“鈴鹿8耐”は7月28日〜31日の日程で開催され、決勝レースは7月31日11時30分〜19時30分に行なわれる。

 このほかにも、会場の入退出ゲート近くにあるアトリウムスペースでは、さまざまなレースカテゴリーで活躍する2輪レースマシンも展示された

会場アトリウムスペースには2輪レースマシンも展示された
ホンダ「RC213V」
ホンダ「CBR1000RR」
ホンダ「COTA 4RT」
スズキ「GSX-R1000」
ヤマハ「YZF-R1」
カワサキ「ZX-10R」
ニコ生中継中のようす

 また、会場内のKN企画ブース(B-48)では、テクニカルライターの高橋敏也氏によるニコニコ生放送「モーターサイクルショー・レポート in 東京ビッグサイト」も連日開催。

 開催2日目の3月26日には、スペシャルゲストとして声優の野中藍さんが登場。オートバイについては詳しくないと話す野中さんだったが、アニメの話はもちろんのこと、パーツの解説話にも熱心に耳を傾けていたほか、訪れたファンがカメラを向けたときには笑顔でピースサインを見せるなど、気さくな振る舞いで会場を盛り上げた。

 この生中継は、ニコニコ生放送 KN企画チャンネルで会期中連日11時〜、16時〜の2回行なわれている。

インターネット回線を通じて会場のようすなどが生中継された
愛用のジャケットに身を包んで生中継に臨んだ高橋敏也氏(左)と、有限会社KN926 専務取締役 佐々木孝志氏(右)
アシスタントを務める佐藤ようかさん(左)と、カメラに向かってピースサインを送るゲストの野中藍さん(右)
KN企画ブースの展示車

(深田昌之)