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国交省、不正マフラーへの改造禁止を明確化

自動車騒音規制に国際基準を導入

2016年4月20日 発表

 国土交通省は4月20日、自動車騒音規制に国際基準を導入するとともに、不正マフラーへの改造禁止を明確化するため、装置型式指定規則と道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部を改正して同日施行した。

 不正マフラーへの改造禁止を明確化する部分では、これまで騒音性能基準のみを規定していたものを、改正により証明機関による騒音性能表示等を義務付けた。これにより、加速走行騒音を有効に防止するものであるか不明である消音器を備えた自動車等は、保安基準不適合の扱いとなる。

 また、4輪自動車の車外騒音に係る基準の見直しについては、国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において2015年6月に改訂が成立した協定規則を導入する。

(編集部:椿山和雄)