ニュース

ルノー、「カングージャンボリー2016」で“バスクの風景”をテーマにした限定車「カングー ペイザージュ」発表

ヴェール シトロンM(緑)、ルージュ パボM(赤)の各色100台限定

2016年6月2日 発売

241万5000円~247万円

ルノー・ジャポン 代表取締役社長 大極司氏と限定車「カングー ペイザージュ」(ヴェール シトロンM)

 ルノー・ジャポンは5月15日、山梨県山中湖村で開かれたルノーオーナーのファンミーティング「ルノー カングージャンボリー2016」において、限定車「カングー ペイザージュ」を発表した。同モデルの発売日は6月2日で、ヴェール シトロンM(緑)、ルージュ パボM(赤)の各色100台(4速AT:70台、6速MT:30台)限定となっている。価格は241万5000円~247万円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
カングー ペイザージュ直列4気筒DOHC 1.6リッター4速AT2WD(FF)2,415,000円
6速MT2,470,000円
今回のカングージャンボリーには4072人の来場者とともに、カングーが1108台、そのほかのルノー車が275台、他メーカー車476台(いずれも速報値)が集まったという
自動車ジャーナリストの岡崎五朗氏、藤島知子氏もカングージャンボリーを盛り上げた
会場には多くのルノー車が並べられた

「ペイザージュ」はフランス語で風景を意味し、今回のカングー ペイザージュではフランス南西部のフランスとスペインにまたがるバスク地方の街の風景をイメージしたという2色のボディカラーを設定。この特別塗装色が与えられたほか、シルバー&ブラックのフロントバンパー、ブラックのリアバンパー、シルバーのドアミラーを特別装備。ヴェール シトロンMカラーの4速AT仕様では、これらに加えプライバシーガラス、カーテンエアバッグ、フロントシートバックテーブル、可倒式助手席も追加されている(以上は6速MT仕様では標準装備)。

 会場では、カングー ペイザージュの公開に先立ちルノー・ジャポン 代表取締役社長 大極司氏が舞台上で挨拶を行ない、「カングージャンボリーには毎年多くのお客様が参加してくださり、昨年は3000人ほど参加いただいた。今年も同じくらいの方がお見えになっている。ルノー・ジャポンとしては、今後もモットーである“クルマのある生活を楽しむ”機会をこれからも提供していきたい、また楽しいクルマを導入していきたいと思っている。そして会場の皆さまにまず最初にお見せしたいということで、今回のカングージャンボリーには今年度はじめての限定車を会場に持ってきた」と述べるとともに、「平成28年熊本地震について、まだまだ家を失うなどつらい思いをしている方々がたくさんいらっしゃるので、今日は義援金を入れるポストを用意させていただいた。熊本・大分の皆さんを支援していきたいと思っているのでよろしくお願いします」と、来場者に被災地支援を呼びかけた。

被災地支援を呼びかけた大極氏
会場には平成28年熊本地震の義援金を募るポストも設置された

 カングー ペイザージュについては、ルノー・ジャポンのマーケティング部チーフプロダクトマネージャーを務めるフレデリック・ブレン氏が概要を紹介した。今回の2色の特別塗装色は、バスク自治州の旗に使われる色をイメージしたことに加え「バスク地方の家は柱が赤、壁が白、屋根瓦が赤を使っていて、その背景にグリーンの丘がある。そのコントラストがバスク地方ならではなので、今回のカングー ペイザージュに採用した」と、カラーリングについて説明。

 また、カングーでは標準カラーに加え、今回のカングー ペイザージュに使われる色を含め計7色の特別塗装色が用意されているのも特徴であるとし、「来年のカングージャンボリーでカングー ペイザージュが見れることを楽しみにしている」とコメントした。

ブレン氏がカングー ペイザージュに乗って登場
ヴェール シトロンM(緑)、ルージュ パボM(赤)の2色を設定。エクステリアではシルバー&ブラックのフロントバンパー、ブラックのリアバンパー、シルバーのドアミラーを特別装備
インテリア

【追記】主催者より来場者数、来場総台数などが正式発表(速報値)されましたので、追記させていただきます。

(編集部:小林 隆)