国交省、高速道路無料化社会実験初日の交通量
平均約79%増加、渋滞は4区間で発生

平均で8600台から1万5400台へと約79%の増加

2010年6月29日発表



 国土交通省は6月29日、高速道路無料化社会実験初日となる6月28日の交通量を発表した。発表したのは無料化区間全50カ所の0時~24時の断面交通量。平均では実験前(6月21日)と比べて8600台から1万5400台へと約79%の増加となった。

 もっとも増加割合の大きかったのは、山形自動車道 庄内空港IC(インターチェンジ)~酒田IC間の252%増で、2300台から8100台へと増加。50区間すべてで前週の交通量を上回ることになった。

 高速道路では、40km/h以下、1km以上で渋滞としているが、無料化社会実験に伴う渋滞も4区間で発生した。京都縦貫自動車道 丹波IC~沓掛IC、広島呉道路 仁保IC~呉IC、武雄佐世保道路 武雄JCT(ジャンクション)~佐世保中央IC、沖縄自動車道 許田IC~那覇ICの4区間で、いずれも前週には起きていなかったものである。

(編集部:谷川 潔)
2010年 6月 29日