NISMO、リーフのレース仕様「リーフ ニスモRC」のテスト走行 |
NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は4月21日、2011ニューヨーク・インターナショナル・オートショー(2011年4月20日~5月1日)で発表した「リーフ ニスモRC」のテスト走行を、筑波サーキット(茨城県千代川村)で行った。
リーフ ニスモRCは、ニスモが電気自動車(EV)「リーフ」をレース仕様に仕立てたモデル。ニューヨークモーターショーに出展されたモデルはホワイトを基調としたボディーカラーだったが、今回テスト走行を行ったのはカーボン地をむき出しにした車両となる。
レーシングコースでの走行は今回が初めてで、ドライバーはSUPER GT GT500クラスに参戦する松田次生選手が務めた。松田選手いわく、「電気自動車らしい強力なトルクでコーナーの立ち上がりが特に素晴らしく、またダウンフォースもしっかり効いており、トップレベルのドライバーでも楽しめるパフォーマンスを備えている」と、レース車両としての完成度の高さを語るとともに、運転操作が簡単なことからレース入門者でもすぐにドライブができると感想を述べている。
なお、事前に公開された情報では、約938kgのボディーに最高出力80kW(107HP)、最大トルク207lbftを発生するモーターを搭載し、0-100km/h加速6.85秒、最高速約150km/hをマークしたとしているが、今回のテストにおける最高速やタイムといった詳細は明らかになっていない。
(編集部:小林 隆)
2011年 4月 22日