ホンダ、「通行実績情報マップ」がグッドデザイン大賞受賞

2011年11月9日



 本田技研工業は11月9日、「通行実績情報マップ」が2011年度グッドデザイン大賞を受賞したと発表した。

 通行実績情報マップは、東日本大震災の被災地域において、同社の双方向通信カーナビシステム「インターナビ」の通行実績情報を公開し、被災地支援の一助としたもの。

 通行実績情報は震災翌日の3月12日朝から公開され、3月14日にはGoogleの「自動車通行実績情報マップ」、4月21日にはYahoo! Japanの「道路通行確認マップ」で公開された。4月27日からは渋滞実績情報も公開されている。

 グッドデザイン賞審査委員は、前日24時間以内の情報のみ公開して正確さを向上させたこと、インターナビにつづいて各自動車メーカーが自らのプローブ情報を公開し始めたこと、本田技研工業が長年インターナビに取り組んできたことなどを評価している。

 なお同社の製品では、電動二輪車「EV-neo」(イーブイ・ネオ)、原付二種スクーター「Dio110」、「フィット シャトル」、「フィット シャトル ハイブリッド」、家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニット「MCHP1.0K2」が2011年度グッドデザイン賞を受賞している。

Google 自動車通行実績情報マップYahoo 道路通行確認マップ

(編集部:田中真一郎)
2011年 11月 9日